アルマード(4932)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月23日から始まります。アルマードは、卵殻膜を原料とした化粧品や健康食品の製造販売を行っていることで関心を集めているようです。
ただ、今はとにもかくにも地合いが悪いので、上場日までに地合いが上向くかが最大のポイントになりそうですね。
※上場中止になりました!
アルマード(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | アルマード |
コード | 4932(科学) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 岡三証券 いちよし証券 エース証券 東海東京証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 4月8日(上場中止) |
仮条件決定日 | 3月18日 |
ブックビルディング期間 | 3月23日から3月27日まで |
公開価格決定日 | 3月30日 |
申込期間 | 3月31日から4月3日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 5,350,000株 |
OA | 810,000株 |
吸収金額 | 100.6億円 |
時価総額 | 194.4億円 |
想定価格 | 1,620円 |
初値価格 | 上場中止 |
アルマードIPOの事業内容
アルマードは、卵殻膜ヘルスケア事業として、卵殻膜原料を活用した化粧品及び健康食品の製造販売を行っています。
ちなみに、卵殻膜とは鶏卵の殻の内側にある薄い膜で、シスチンを含む18種類のアミノ酸、プロテオグリカン、ヒアルロン酸等で構成されており、中国や日本で古くから人体における創傷治癒素材として活用されてきた天然素材です。
アルマードは、TVショッピング専門チャンネルであるQVCテレビショッピングにおいて、自社が企画・開発した卵殻膜食品及び卵殻膜化粧品を販売しています。
アルマードIPOの主要商品
また、アルマードは自社ECサイトや他社ECサイト等を通じて、自社が最終消費者から直接注文を受け、製品を配送する直接販売も行っています。
IPOによる手取金の使途
- 台湾での更なる販売拡大に係る事業資金
- 全社広告、ブランディング費用
アルマードIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
アルマードIPOの業績は急激に伸びていて、今後も期待できそうですね。
アルマードのIPO評価
アルマードは、売出株の半数未満を欧州及びアジアを中心とする海外市場(ただし、米国及びカナダを除く。)の海外投資家に対して販売する予定とはいえ規模(吸収金額100.6億円)が大きく、今の地合いでは厳しいと言わざるを得ません。
ただ、卵殻膜ヘルスケア事業は独自性があり、業績も好調に推移している点は好材料だと思います。
よって、アルマードのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。アルマードIPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
アルマードIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
アルマードIPOのBB(ブックビルディング)は、今の地合いのままなら見送るつもりです。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込もうと思います。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
---|---|
みずほ証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB不参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
いちよし証券 | BB不参加 |
エース証券 | 口座なし |
東海東京証券 | BB不参加 |
岡三オンライン証券 | BB不参加 |
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