アスタリスク(6522)IPOのBB(ブックビルディング)が、週末の9月10日から始まります。
アスタリスクは、画像認識やバーコードなどの「モノ認識」と、スマホなどの「モバイル」を活用して業務のDX化を推進しています。
アスタリスクは、ユニクロを展開するファーストリテイリング(9983)とのセルフレジを巡る訴訟で話題になっていたので、そういった点でも注目度は高そうですね。
アスタリスク(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | アスタリスク |
コード | 6522(電気機器) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 大和証券 SMBC日興証券 楽天証券 岩井コスモ証券 LINE証券 |
上場日 | 9月30日 |
仮条件決定日 | 9月8日(3,080円~3,300円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月10日から9月16日 |
公開価格決定日 | 9月17日(3,300円に決定) |
申込期間 | 9月21日から9月27日まで |
公募 | 350,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 52,500株 |
吸収金額 | 12.4億円 |
時価総額 | 50.2億円 |
想定価格 | 3,080円→公開価格:3,300円 |
初値価格 | 5,760円 |
アスタリスクIPOの事業内容
アスタリスクは、「モノ認識」と「モバイル」を軸にAsReader事業とシステムインテグレーション事業を行っています。
AsReader事業では、モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーやRFIDリーダーなどのハードウエアの開発・販売を中心に事業を展開しています。また、スマートフォン内蔵カメラによりバーコードを読み取るタイプの製品も販売しています。
主力製品であるAsReaderには、1次元、2次元のバーコードを読むバーコードリーダーとRFタグのデータを読むRFIDリーダー、自動販売機業界で活用されているIrDAに対応した赤外線通信リーダー、画像認識技術を用いたセミセルフレジなどがあります。
(※画像クリックで拡大)
システムインテグレーション事業では、ハードウエア、ソフトウエア、ネットワークなどを組み合わせて、ユーザーのシステムを構築し、提供しています。また、自社グループが提供したアプリケーションやシステムについて、運用・保守・管理も実施しています。
IPOによる手取金の使途
- 研究開発・製品評価を実施する研究施設拡充のため研究所の建設費用
- 新製品の開発・試作品評価用設備の取得費用
- 研究所ビル建設用地取得のための短期借入金の返済
アスタリスクIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
アスタリスクIPOの売上は堅調に推移しており、利益も急伸していて好調そうですね。
アスタリスクのIPO評価
アスタリスクは、IPOラッシュ終盤での新規上場なので、買い疲れの影響が気になります。ただ、9月最後のIPOというだけでなく、単独上場できる点もプラス要素です。
また、主力製品のAsReaderは今後も幅広い業界での導入が見込めるだけでなく、DX(デジタルトランスフォーメーション)というテーマ性もあるため、事業面で注目されそうです。
よって、アスタリスクのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。アスタリスクIPOは、公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。
アスタリスクIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
アスタリスクIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨む予定です。主幹事の野村證券をはじめ、SBI証券やSMBC日興証券などの平幹事も全て申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
LINE証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社