ベビーカレンダー(7363)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月10日から開始されます。ベビーカレンダーは社名からも分かる通り、国策とマッチした子育て関連事業を行っている企業です。
また、ベビーカレンダーのIPO主幹事はSBI証券なので、IPOチャレンジポイントのボーダーラインや当選配分数についても関心を集めそうですね。
ベビーカレンダー(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ベビーカレンダー |
コード | 7363(サービス業) |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 岩井コスモ証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 藍澤證券 極東証券 むさし証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 3月25日 |
仮条件決定日 | 3月8日(3,960円~4,200円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月10日から3月16日まで |
公開価格決定日 | 3月17日(4,200円に決定) |
申込期間 | 3月18日から3月23日まで |
公募 | 85,000株 |
売出し | 80,000株 |
OA | 24,700株 |
吸収金額 | 7.4億円 |
時価総額 | 32.1億円 |
想定価格 | 3,880円→公開価格:4,200円 |
初値価格 | 9,400円 |
ベビーカレンダーIPOの事業内容
ベビーカレンダーは、妊娠・出産・育児領域の専門サイト「ベビーカレンダー(2017年5月に「クックパッドベビー」から「ベビーカレンダー」に名称変更)」を運営しています。
ベビーカレンダーは、妊娠中のプレママや子育て中のママとパパに医師・専門家監修の安心かつ信頼できる妊娠・出産・育児の情報を提供しています。
ベビーカレンダーは、様々な機能の追加及びリニューアルを適宜実施し、またコンテンツ提供先の新規開拓および拡充にともなうユーザー流入数の増加により、2016年6月以降、PV(ページビュー)数とUU数(ユニークユーザー数)も堅調に増加しています。
また、ベビーカレンダーは産婦人科毎にカスタマイズしたコンテンツをiPadに搭載して提供する「ベビーパッドシリーズ」や、ホームページの制作・保守管理、その他、診察予約システム、エコー動画館など、産婦人科が抱える様々な課題に対してITを介したソリューションを提供しています。
さらに、ベビーカレンダーは顧客企業が抱えるマーケティングの課題解決に主眼を置き、課題解決のためのWebマーケティング事業も展開しています。
ベビーカレンダーIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
IPOによる手取金の使途
- 産婦人科向け事業の既存サービスにおける機能追加等によるサービスの充実や業務効率の向上等を目的とした既存システムの開発投資
- 顧客満足度を向上させる産婦人科向け事業の新規サービスの開発やメディア事業におけるアプリの開発投資
- システム開発における開発人員の採用、メディア事業における編集部員の増員等、人員計画に基づいた人材投資
- 当社の認知度向上に向けたインターネット媒体によるプロモーション費
ベビーカレンダーIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ベビーカレンダーIPOの売上は順調に伸びており、利益も黒字転換しているので、今後も期待できそうですね。
ベビーカレンダーのIPO評価
ベビーカレンダーは、値がさで規模(吸収金額7.4億円)も小さいプラチナチケットなので、人気化必至のIPOです。
また、ベビーカレンダーはジーネクストとの同時上場になりますが、どちらも規模が小さくて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もほぼ無いため、需給面は悪くありません。
また、妊娠や出産に関わる事業内容は子育て支援や少子化対策というテーマ性があり、業績も好調に推移しているため、事業面でも注目されそうです。
よって、ベビーカレンダーのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。ベビーカレンダーIPOは、初日値付かずも想定される高い初値が付くと予想しています。
ベビーカレンダーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ベビーカレンダーIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。主幹事のSBI証券を中心に、IPO幹事常連のSMBC日興証券やマネックス証券など、ネットから申し込める全ての証券会社に申し込む予定です。
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
藍澤證券 | 口座なし |
極東証券 | 口座なし |
むさし証券 | BB参加 |
SBIネオモバイル証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社