ココナラ(4176)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の3月4日から開始されます。ココナラは、スキルマーケット「ココナラ」を運営している企業です。

ココナラはT.S.Iとの同時上場で規模も大きいため、需給面が良好とは言えませんが、知名度も高いので話題性は十分ですね。

ココナラ

ココナラ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名ココナラ
コード4176(情報・通信業)
主幹事証券大和証券
みずほ証券
クレディ・スイス証券
幹事証券(委託含む)いちよし証券
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
上場日3月19日
仮条件決定日3月3日(1,000円~1,200円に決定)
ブックビルディング期間3月4日から3月10日まで
公開価格決定日3月11日(1,200円に決定)
申込期間3月12日から3月17日まで
公募1,000,000株
売出し11,092,900株
(国内:3,291,500株
海外:7,801,400株)
OA1,813,000株
吸収金額139.1億円
(国内:61億円
海外:78億円)
時価総額214.7億円
想定価格1,000円→公開価格:1,200円
初値価格2,300円

ココナラIPOの事業内容

ココナラは、様々な分野の知識・スキル・経験に基づくサービス・役務をユーザー間で売買するマッチング型プラットフォームを運営しています。

ココナラの事業概要

ココナラは、スキルのマーケットプレイス「ココナラ」を中心に、ユーザーが弁護士へ法律相談ができる「ココナラ法律相談」と、ユーザー同士が対面で会ってサービス提供ができる「ココナラミーツ」 を展開しています。

ココナラのプラットフォームは、購入者と出品者の双方にとってメリットがあるため、会員登録数と流通高も右肩上がりで順調に伸びています。

ココナラの会員登録数と流通高

ココナラは、ユーザーが一度定着するとそれ以降も継続して利用する傾向にあるため、既存の顧客層からの継続的な収益が見込めることになり、結果としてリカーリング型の収益モデルと同等の安定した収益構造になっています。

IPOによる手取金の使途

  1. 新規顧客獲得の促進、既存顧客の利用率向上のためのオンライン広告やテレビCMに要する広告宣伝費
  2. プロダクト機能拡充及び技術開発等のための人件費等
  3. 流通高の成長に伴うサーバー費用並びに流通高の成長及び人員の増加に伴って業務上利用が増加したソフトウェア費用にかかるシステム費、電話サービスの流通高成長に伴う通信費
  4. 財務基盤の更なる強化に向けて、短期借入金の返済資金

ココナラIPOの業績

ココナラの業績

(※画像クリックで拡大)

ココナラIPOの売上は理想的な右肩上がりで、利益も黒字化が見えている状態なので、今後に期待といった感じですね。

ココナラのIPO評価

ココナラは、海外への販売も予定されているとはいえ規模(吸収金額139.1億円)が大きく、T.S.Iとの同時上場で前日に新規上場するi-plugも初日値付かずになると、3社同時上場になる可能性もあります。

また、ココナラは公募株(1,000,000株)に対して売出株(11,092,900株)が非常に多く、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株の多さも懸念材料です。

しかし、ココナラが運営しているスキルマーケット「ココナラ」は知名度が高く、業績も急成長しているため、事業面でかなり注目されると思います。

よって、ココナラのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。ココナラIPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。

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ココナラIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ココナラIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に参加するつもりです。主幹事の大和証券みずほ証券はもちろんのこと、平幹事のマネックス証券楽天証券などにも申し込む予定です。

ココナラIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券 (主幹事)BB参加
クレディ・スイス証券口座なし
いちよし証券BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
マネックス証券BB参加
松井証券BB参加


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