T.S.I(7362)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月3日から始まります。
T.S.Iは、Terminalcare Support Instituteという社名の通り、終末期ケアの支援機関として介護事業を展開しています。
T.S.Iは、大型で知名度の高いココナラとの同時上場になりますが、まだIPOラッシュ序盤での新規上場なので、あまり心配する必要はないと思います。
T.S.I(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | T.S.I |
コード | 7362(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SMBC日興証券 SBI証券 西村証券 東海東京証券 |
上場日 | 3月19日 |
仮条件決定日 | 3月1日(1,700円~2,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月3日から3月9日まで |
公開価格決定日 | 3月10日(2,000円に決定) |
申込期間 | 3月11日から3月16日まで |
公募 | 300,000株 |
売出し | 100,000株 |
OA | 60,000株 |
吸収金額 | 7.1億円 |
時価総額 | 23.7億円 |
想定価格 | 1,550円公開価格:2,000円 |
初値価格 | 4,000円 |
T.S.I(7362)IPOの事業内容
T.S.Iは、在宅独居高齢者の孤独死、要介護者の在宅生活の限界と特別養護老人ホーム入所待機者の解消という社会課題を解決するため、サービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」を運営しています。
アンジェスは京都府、滋賀県を中心に、岡山県、静岡県、兵庫県、愛知県、神奈川県にも拠点を展開しています。
また、T.S.Iは要介護認定を受けた利用者に対して、介護福祉士(ケアワーカー)や訪問介護員(ホームヘルパー)が自宅へ訪問して身体介助や、掃除・洗濯などの家事面における生活援助を行う訪問介護・介護予防・日常生活支援も行っています。
さらに、T.S.Iは在宅で介護を希望する利用者向けに居宅介護支援も行っています。
T.S.Iは、その他にも不動産事業としてサービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」の設計・建築も手掛けています。
T.S.I(7362)IPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 連結子会社である株式会社北山住宅販売において、新規拠点の土地取得及び自社物件の建物建築等のための設備資金
T.S.I(7362)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
T.S.I(7362)IPOの売上は理想的な右肩上がりで、利益も急激に伸びていて好調そうですね。
T.S.IのIPO評価
T.S.Iは、ココナラとの同時上場ですが、小型(吸収金額7.1億円)で当選枚数が少なく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないので、需給面は悪くありません。
また、T.S.Iは介護や福祉というテーマ性があり、業績も好調に推移しているので、事業面でも関心を集めそうです。
よって、T.S.IのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。T.S.I(7362)IPOは、公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。
T.S.I(7362)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
T.S.I(7362)IPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込むつもりです。主幹事の野村證券をはじめ、SBI証券やSMBC日興証券などの平幹事ももれなく申し込みたいと思います。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
西村証券 | 口座なし |
東海東京証券 | BB参加 |
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