ベイシス(4068)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の6月8日から開始されます。
ベイシスは、インフラテック(インフラ(infrastructure)とテクノロジー(Technology)をかけ合わせた造語)事業を展開している企業です。
ベイシスは、同時上場する4社の中では一番小型なので、資金分散の影響も小さそうですね。
ベイシス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ベイシス |
コード | 4068(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 岡三証券 いちよし証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 楽天証券 岡三オンライン証券 松井証券 |
上場日 | 6月24日 |
仮条件決定日 | 6月4日(1,960円~2,040円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月8日から6月14日 |
公開価格決定日 | 6月15日(2,040円に決定) |
申込期間 | 6月16日から6月21日まで |
公募 | 196,000株 |
売出し | 153,000株 |
OA | 52,300株 |
吸収金額 | 7.9億円 |
時価総額 | 34.5億円 |
想定価格 | 1,960円→公開価格:2,040円 |
初値価格 | 5,200円 |
ベイシスIPOの事業内容
ベイシスはインフラテック事業として、通信・電力・ガス等のインフラ事業者に対し、通信インフラの設計・施工・運用・保守サービス及び各種プロジェクト支援等のサービスを提供しています。
モバイルエンジニアリングサービスでは、今後大きく成長することが予想される5G分野に注力しながら、携帯電話基地局の施工案件など請負による現地でのフィールド業務対応のほか、通信事業者等に対してエンジニアを常駐させ、通信インフラの構築、運用、監視等に係る一連の作業を担っています。
IoTエンジニアリングサービスでは、電力、ガス等の生活インフラ提供事業者や鉄道、駐車場、小売等のIoTインフラを構築する事業者向けに、IoT機器の設置、交換、運用・監視、ネットワーク構築等のサービスを提供しています。
さらに、ベイシスは現場作業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進するために、RPAツールの販売、RPA導入支援、ドローンを活用した設備点検等のサービスも提供しています。
ベイシスIPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- IoTエンジニアリングサービスにおける自社システムの機能拡充のための継続的な開発費用
- 事業の拡大に伴う人材確保に関する人材採用費及び研修費
- 新顧客の開拓のための営業管理ツール導入に関するツール使用料及び営業コンサルタントへの業務委託費
- 事業の拡大に向けた広告費及び販売促進費
- 業務の効率化を目的とした社内DXの推進費用
- エンゲージメント向上を目的としたサーベイ等の実施費用
- 借入金返済資金
ベイシスIPOの業績
(※画像クリックで拡大
ベイシスIPOの売上は堅調に推移しており、利益も急激に伸びていて、今後も期待できそうです。
ベイシスのIPO評価
ベイシスは、吸収金額が想定価格ベースで7.9億円と小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もほとんどないため、4社同時上場でもかなりの人気を集めると思います。
また、ベイシスは5GやIoTというテーマ性があるインフラテック事業を展開しているため、事業面でも注目されそうです。
よって、ベイシスのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。ベイシスIPOは初日値付かずも想定される高い初値が付くと予想しています。
ベイシスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ベイシスIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込むつもりです。主幹事のみずほ証券はもとより、SMBC日興証券やSBI証券などの平幹事も全て申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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