HCSホールディングス(4200)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の6月9日から始まります。
HCSホールディングスは、SI(システムインテグレーション)サービスやERPソフトウェア導入支援などを行っている企業です。
HCSホールディングスは4社同時上場になりますが、規模はそれほど大きくないので、何とかなりそうですね。
HCSホールディングス(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | HCSホールディングス |
コード | 4200(情報・通信業) |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 丸三証券 水戸証券 岩井コスモ証券 エイチ・エス証券 東海東京証券 東洋証券 むさし証券 藍澤證券 極東証券 SBIネオモバイル証券 SBIネオトレード証券 GMOクリック証券 |
上場日 | 6月24日 |
仮条件決定日 | 6月7日(1,660円~1,800円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月9日から6月15日 |
公開価格決定日 | 6月16日(1,800円に決定) |
申込期間 | 6月17日から6月22日まで |
公募 | 360,000株 |
売出し | 270,000株 |
OA | 94,500株 |
吸収金額 | 12.5億円 |
時価総額 | 43.6億円 |
想定価格 | 1,730円→公開価格:1,800円 |
初値価格 | 2,210円 |
HCSホールディングスIPOの事業内容
HCSホールディングスは、株式会社日比谷コンピュータシステム(HCS)からの株式移転により、2016年7月1日に設立され、情報サービス事業、ERP事業、デジタルマーケティング事業を展開しています。
情報サービス事業では、製造、運輸、公共、金融等の幅広い分野において、業務ソフトウェアの設計・開発・保守及び運用などの、システムインテグレーションサービスを提供しています。
また、マスターファイルソリューションサービスとして、全国住所マスターである国土行政区画コードマスター及び関連製品・サービス等を提供しています。
ERP事業では、SAPジャパン株式会社のパートナーとして、SAP導入支援・開発サービスを提供しています。
また、リソースプランニングサポートサービス(RPSサービス)として、SAPシステム及び運用管理ツール等のヘルプデスク業務をサポートセンターからリモートにて提供しています。
デジタルマーケティング事業では、マーケティングソリューションサービスとして、インターネット広告に関する広告プラン策定及び広告運用(主にGoogle、Twitter等へのディスプレイ広告掲載)等のサービスを提供しています。
また、パッケージソリューションサービスとして、点検・検査報告書作成アプリケーションである点検エースの開発・販売をしています。
HCSホールディングスIPOの事業系統図
(※画像クリックで拡大)
IPOによる手取金の使途
- 情報サービス事業におけるサービスの拡大費用
- 借入金の返済
HCSホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
HCSホールディングスIPOの業績は、好調に推移していて問題なさそうですね。
HCSホールディングスのIPO評価
HCSホールディングスはIPOラッシュ中の4社同時上場ですが、さほど規模(吸収金額12.5億円)は大きくないため、影響も小さいと思います。
また、システムインテグレーション事業やERP事業は目新しさに欠けますが、安定した人気があるため、事業面でも一定の評価を得られそうです。
よって、HCSホールディングスのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。HCSホールディングスIPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
HCSホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
HCSホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事のSBI証券をはじめ、丸三証券や岩井コスモ証券などの平幹事も、幅広く申し込む予定です。
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
みずほ証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
エイチ・エス証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
むさし証券 | BB参加 |
藍澤證券 | 口座なし |
極東証券 | 口座なし |
SBIネオモバイル証券 | BB参加 |
SBIネオトレード証券 | BB参加 |
GMOクリック証券 | BB参加 |
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