BlueMeme(4069)IPOのBB(ブックビルディング)が6月14日から開始されます。
BlueMemeは、ローコードとアジャイルを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)事業を展開しています。
ただ、BlueMemeはIPOラッシュ終盤での3社同時上場になるので、資金分散や買い疲れの影響が気になりますね。
BlueMeme(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | BlueMeme |
コード | 4069(情報・通信業) |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 大和証券 みずほ証券 SBI証券 東洋証券 水戸証券 |
上場日 | 6月29日 |
仮条件決定日 | 6月10日(2,400円~2,820円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月14日から6月18日 |
公開価格決定日 | 6月21日 |
申込期間 | 6月22日から6月25日まで |
公募 | 450,000株 |
売出し | 406,000株 |
OA | 128,400株 |
吸収金額 | 24.7億円 |
時価総額 | 80.3億円 |
想定価格 | 2,510円 |
初値価格 | 2,850円 |
BlueMemeのIPO事業内容
BlueMemeは、自社独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」を活用したシステム開発に関する事業を、DX(デジタルトランスフォーメーション)事業として展開しています。
BlueMemeは、最小限のコーディングで迅速にシステムを開発できるローコード技術と、少人数かつ短期間で情報システムを開発できるアジャイル手法を組み合わせ、自社独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」で進捗管理を行う受託開発サービスを提供しています。
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自社独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」では、アジャイル手法に不足している上流工程とテスト工程の作業を標準化することで安定的なアジャイル手法によるシステム開発を実現し、様々な最新技術と組み合わせることで大規模なシステム開発を実現しています。
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また、BlueMemeはIT自在不足に対応した新規ローコード技術者の短期育成にも力を入れています。
BlueMemeは、これまで3年から5年の現場経験が必要だと考えられていた技術者の育成期間を大幅に短縮しており、顧客企業でシステム開発を進めることが出来る「システムの内製化支援」を実現しています。
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BlueMemeの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- ローコード技術とアジャイル手法を組み合わせた受託開発サービスの中核となる技術者人材、開発工程のうち上流を担うコンサルティング人材、最先端技術に対する高度な知見を有する人材、及び継続的なビジネスモデルの改善を担当するマネジメント人材に係る労務費
- 売上増加に対応するサービスパートナー企業技術者人材を新規に創出するための外注委託費
- この運用を支える提案営業に優れた人材及び上場後の内部管理体制をさらに充実させる人材等の増強に係る人件費
- 上記使途以外の残額は、事業拡大に伴う広告宣伝費、研究開発費、当社の成長に寄与するシステム開発投資等に充当する方針
BlueMeme(4069)IPOの業績
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BlueMeme(4069)IPOの売上は順調に伸びており、利益もややバラついているものの急伸していて好調そうですね。
BlueMemeのIPO評価
BlueMemeは、リヴァンプとWaqooとの3社同時上場というだけでなく、それなりの規模(吸収金額24.7億円)でVC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約85万株)も多いため、需給面に不安があります。
しかし、ローコード開発はノーコード開発で話題を呼んだヤプリ(4168)を彷彿させ、業績好調でDXというテーマ性もあることから、事業面で注目されると思います。
よって、BlueMemeのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。BlueMeme(4069)IPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
BlueMeme(4069)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
BlueMeme(4069)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込む予定です。主幹事の東海東京証券を中心に、SBI証券や大和証券などの平幹事もしっかりと申し込むつもりです。
東海東京証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
水戸証券 | 口座なし |
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