ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の3月1日から始まります。
ヒューマンクリエイションホールディングスは、昨日新規承認されたウイングアーク1stと共に、3月のIPO第一弾ということで注目されそうですね。
ヒューマンクリエイションホールディングス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ヒューマンクリエイションホールディングス |
コード | 7361(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 ひろぎん証券 SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券 |
上場日 | 3月16日 |
仮条件決定日 | 2月26日(2,020円~2,120円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月1日から3月5日まで |
公開価格決定日 | 3月8日(2,120円に決定) |
申込期間 | 3月9日から3月12日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 1,569,400株 |
OA | 200,100株 |
吸収金額 | 36.8億円 |
時価総額 | 38.4億円 |
想定価格 | 2,020円→公開価格:2,120円 |
初値価格 | 3,505円 |
ヒューマンクリエイションホールディングスIPOの事業内容
ヒューマンクリエイションホールディングスは、事業を担う連結子会社4社を含む計5社で構成されており、システムソリューションサービス事業を展開しています。
システムソリューションサービス事業とは、主要顧客であるシステムインテグレーターやメーカーを経由して受託した企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、エンジニアの顧客企業先常駐を基本としてシステムの開発・保守を行う技術者派遣事業です。
ちなみに、システムソリューションサービスの提供先は、金融サービス業界、製造・流通業界、エネルギー業界、公共・医療業界、通信・メディア業界など幅広く、開発領域についても、物流、製造、マーケティング・販売、サービスなど多岐に渡っています。
IPOによる手取金の使途
- 今後の事業拡大に伴うプロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー等の確保、経験豊富なエンジニア等の確保を積極的に進めるための人材採用費
- 確保したエンジニア等の人件費の増加分の一部
- 既存のエンジニア等の人件費の一部
ヒューマンクリエイションホールディングスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ヒューマンクリエイションホールディングスIPOの業績は、概ね堅調に推移していて問題なさそうですね。
ヒューマンクリエイションホールディングスのIPO評価
ヒューマンクリエイションホールディングスは、公募株が50,000株しかなく、ほとんどが株式会社BSH(株式会社リサ・パートナーズ系のVC)による売出株(1,569,400株)なので、イグジット(出口)案件としてやや警戒されるかもしれません。
しかし、IT関連の人材派遣事業は根強い人気があり、業績も堅調に推移していることから、事業面で一定の評価を得られそうです。
また、ヒューマンクリエイションホールディングスはウイングアーク1stとの同時上場ですが、3月のIPO第一弾で直近のIPOからも2週間以上空いているため、日程にも恵まれています。
よって、ヒューマンクリエイションホールディングスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。
ヒューマンクリエイションホールディングスIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
ヒューマンクリエイションホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ヒューマンクリエイションホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。
主幹事のSMBC日興証券だけでなく、SBI証券やマネックス証券などの平幹事にも申し込む予定です。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
ひろぎん証券 | 口座なし |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
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