サインド(4256)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月6日から開始されます。サインドは理美容店舗向け予約管理システム「BeautyMerit」を提供しています。

サインドは大型なFinatextホールディングスなどを含む6社同時上場になるので、地合いや他の銘柄の動向に影響されそうですね。

サインド

サインド(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名サインド
コード4256(情報・通信業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岡三証券
松井証券
いちよし証券
岡三オンライン証券
LINE証券
auカブコム証券
上場日12月22日
仮条件決定日12月2日(2,940円~3,250円に決定)
ブックビルディング期間12月6日から12月10日
公開価格決定日12月13日(3,250円に決定)
申込期間12月14日から12月17日まで
公募800,000株
売出し540,000株
OA201,000株
吸収金額45.3億円
時価総額170.5億円
想定価格2,940円→公開価格:3,250円
初値価格2,990円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

サインドIPOの事業内容

サインドは、「ヘアサロン」「ネイルサロン」「エステサロン」「リラクゼーション」などの理美容店舗に対して、店舗と顧客のつながりをサポートする、クラウド型予約管理システム「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の提供を通じた事業展開を行っています。

サインド「BeautyMerit」

「BeautyMerit(ビューティーメリット)」は理美容店舗に対して、集客・予約・施術・会計・アフターフォローに至るまで、店舗と顧客のつながりに対して、最適な顧客体験(CX)の構築、働き方改革(DX)を支援するサービスになっています。

「BeautyMerit(ビューティーメリット)」は理美容業界に先駆けて複数の集客サイトの予約管理を自動化する一元管理(サイトコントローラー)を提供し、2021年10月末時点で11サイトの集客サイトと連動しています。

BeautyMeritのサービス全体像

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「BeautyMerit(ビューティーメリット)」はクラウドサービス(SaaS)の形で店舗にサービス提供を行っており、使用期間に応じて対価を受領するサブスクリプション(月額課金)モデルとなっているため、安定した収益基盤を構築しています。

サインドIPOの事業系統図

サインドの事業系統図

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IPOによる手取金の使途

  1. 今後の事業規模拡大のために必要な営業部門、開発部門の人材の採用費及び人員増加による人件費
  2. 人員増加に伴う本社オフィスの増床及び将来の移転、大阪営業所の拡大のための設備投資や地代家賃
  3. 「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の機能、セキュリティ強化のためのデータセンターの新設(2024年3月期を予定)及びデータセンター新設までの期間のサーバー費用、セキュリティ費用
  4.  運転資金のために借入れた銀行からの長期借入金の返済資金

サインドIPOの業績

サインドの業績

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サインドIPOの売上は理想的な右肩上がりで、利益も急激に伸びていて好調そうです。

サインドのIPO評価

サインドはIPOラッシュ中の6社同時上場で規模(吸収金額45.3億円)もそれなりにあるため、需給面に不安があります。

ただ、サインドはクラウド(SaaS)サブスクというテーマ性がある事業を展開していて、業績も好調に推移しているため、事業面で関心を集めそうです。

よって、サインドのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。サインドIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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サインドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

サインドIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事の野村證券をはじめ、平幹事のSBI証券松井証券などにも申し込む予定です。

サインドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
岡三証券BB参加
松井証券BB参加
いちよし証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加
LINE証券BB参加
auカブコム証券BB参加

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