THECOO(4255)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月6日からスタートします。
THECOO(ザクー)はまれにみる値がさ(100株で71.8万円)ということで話題になっています。
ただ、THECOOはIPOラッシュ中の6社同時上場になるので、値がさというのがどう影響するのか注目ですね。
THECOO(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | THECOO |
コード | 4255(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 東洋証券 極東証券 あかつき証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 12月22日 |
仮条件決定日 | 12月3日(7,000円~7,200円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月6日から12月10日 |
公開価格決定日 | 12月13日(7,200円に決定) |
申込期間 | 12月14日から12月17日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 300,700株 (国内:134,400株 海外:166,300株) |
OA | 75,100株 |
吸収金額 | 41.3億円 (国内:29.4億円 海外:11.9億円) |
時価総額 | 145.1億円 |
想定価格 | 7,180円→公開価格:7,200円 |
初値価格 | 6,100円 |
THECOO(4255)IPOの事業内容
THECOO(ザクー)は一般ユーザー向けのファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の提供を行うFanicon事業を行っています。
「Fanicon」はアーティスト、インフルエンサー、タレント等(ファンコミュニティのオーナーであり、ファンの熱量の対象となるもので、以下「アイコン」という。)とそのファンが集い、アイコンとしての「価値」を提供したいアイコン側のニーズと、アイコンと「つながりたい」というファン側のニーズをマッチングさせるプラットフォームです。
「Fanicon」はサブスクリプション型の月額料金及び購入されたファニポイントの利用分の売上を収益としています。
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また、THECOOはクライアント企業向けにインフルエンサーを用いたマーケティング施策支援やオンライン広告コンサルティングを行う法人セールス事業も展開しています。
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IPOによる手取金の使途
- Fanicon事業における広告宣伝費及び販売促進費
- 人材採用費及び増加人件費
- 本社オフィス移転にかかる費用
- Fanicon事業の海外展開にかかる費用
- 金融機関からの借入金の返済
THECOO(ザクー)IPOの業績
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THECOO(ザクー)IPOの売上は急激に伸びていていますが、利益はまだまだ赤字なので、今後に期待といった感じですね。
THECOOのIPO評価
THECOOは欧州およびアジアを中心とする海外市場(米国およびカナダを除く)への販売も予定されていますが、6社同時上場で規模(吸収金額41.3億円)もやや大きく、値がさ(100株で71.8万円)でもあるので、参加できる投資家は限られてしまいそうです。
また、THECOOの業績は赤字ですが、インフルエンサーなどによる「Fanicon」は時流に乗った事業として関心を集めるかもしれません。
よって、THECOOのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。THECOO(ザクー)IPOは値がさだけに大きな利益を得られるかもしれませんが、その分リスクも高そうですね。
THECOO(ザクー)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
THECOO(ザクー)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、SBI証券だけは落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので必ず申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB検討中 |
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大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
野村證券 | BB検討中 |
いちよし証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
楽天証券 | BB検討中 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
極東証券 | 口座なし |
あかつき証券 | 口座なし |
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