湖北工業(6524)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月6日から始まります。湖北工業はアルミ電解コンデンサ用リード端子の製造・販売などを行っています。
湖北工業は前日が3社同時上場で翌日が6社同時上場という超タイトなスケジュールの中での4社同時上場なので、間違いなく資金分散の影響を受けそうですね。
湖北工業(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 湖北工業 |
コード | 6524(電気機器) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 SBI証券 西村証券 丸三証券 あかつき証券 auカブコム証券 LINE証券 |
上場日 | 12月21日 |
仮条件決定日 | 12月3日(3,840円~4,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月6日から12月9日 |
公開価格決定日 | 12月10日(4,000円に決定) |
申込期間 | 12月13日から12月16日まで |
公募 | 1,600,000株 (国内:1,066,000株 海外:534,000株) |
売出し | 1,000,000株 |
OA | 390,000株 |
吸収金額 | 114.8億円 (国内:94.3億円 海外:20.5億円) |
時価総額 | 345.6億円 |
想定価格 | 3,840円→公開価格:4,000円 |
初値価格 | 5,300円 |
湖北工業IPOの事業内容
湖北工業は主にリード端子事業(アルミ電解コンデンサ用リード端子の製造・販売)と、光部品・デバイス事業(光ファイバ通信網用光部品の製造・販売等)を5ヶ国7拠点から全世界に向けて展開しています。
リード端子事業は生活家電・情報通信機器・自動車等の内部に電子基板を持つ製品に搭載されるアルミ電解コンデンサの主要構成部品であるリード端子の製造販売を行っています。
光部品・デバイス事業は今日の情報通信に欠かせない光ファイバ通信の機器や光モジュールに使用される「光部品(FA製品)」及び「光デバイス(YD製品)」を製造販売しており、高信頼性(水深6,000メートルの海底で25年間故障せず機能し続けること)が要求される光アイソレータの製造販売にも携わっています。
IPOによる手取金の使途
- 当社のリード端子事業において、今後の需要拡大に対応するための生産能力強化
- 当社の光部品・デバイス事業において、次世代通信市場の技術革新に対応するための研究施設拡充及び研究設備導入
- ソフトウェア更新、施設改修等
- 連結子会社である東莞瑚北電子有限公司に対しての投融資
- 連結子会社である蘇州瑚北光電子有限公司に対しての投融資
- 連結子会社であるKOHOKU ELECTRONICS(M) SDN.BHD.に対しての投融資
- 連結子会社であるKOHOKU LANKA(PVT) LTD.に対しての投融資
湖北工業IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
湖北工業IPOの売上は堅調に推移しており、利益も順調に伸びていますね。
湖北工業のIPO評価
湖北工業は4社同時上場というだけでなく、人気化しにくい東証2部への新規上場で、海外への販売も予定されてはいますが規模(吸収金額114.8億円)も大きいのが懸念材料です。
また、IPOラッシュ中なので、値がさというのも気になりますね。
ただ、湖北工業は高い技術力を活かしてアルミ電解コンデンサなどのニッチな事業を展開していることで一定の評価を得られそうです。
よって、湖北工業のIPO評価は、Dが妥当だと考えています。湖北工業IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
湖北工業IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
湖北工業IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、SBI証券は抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので必ず申し込みます。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
西村証券 | 口座なし |
丸三証券 | BB検討中 |
あかつき証券 | 口座なし |
auカブコム証券 | BB検討中 |
LINE証券 | BB検討中 |
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