デリバリーコンサルティング(9240)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の7月12日から始まります。
デリバリーコンサルティングは、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する事業を展開しています。
7月の最終週は、27日から30日まで連日の新規上場になりますが、全て単独上場なので特に問題なさそうですね。
デリバリーコンサルティング(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | デリバリーコンサルティング |
コード | 9240(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 みずほ証券 東洋証券 いちよし証券 楽天証券 極東証券 松井証券 |
上場日 | 7月29日 |
仮条件決定日 | 7月9日(850円~950円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月12日から7月16日 |
公開価格決定日 | 7月19日(950円に決定) |
申込期間 | 7月20日から7月27日まで |
公募 | 150,000株 |
売出し | 988,000株 |
OA | 170,700株 |
吸収金額 | 14.8億円 |
時価総額 | 51.2億円 |
想定価格 | 1,130円→公開価格:950円 |
初値価格 | 1,472円 |
デリバリーコンサルティングIPOの事業内容
デリバリーコンサルティングは、ITコンサルティングとITシステム開発の双方向からクライアント企業のDXを支援するデジタルトランスフォーメーション事業を展開しています。
デジタルトランスフォーメーション事業では、クラウド、AI(人工知能)、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などの先端技術を活用しながら、デジタルマイグレーション、データストラテジー、インテリジェントオートメーションの3つのサービス及びソリューションを提供しています。
デジタルマイグレーションでは、クライアントの構想するデジタル活用の早期実現と、その後の継続的なビジネス拡張について、「構想」、「進行」、「実装」の3つのフェーズにおいてコンサルティングからシステム構築まで提供しています。
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データストラテジーでは、データ・テクノロジーを駆使することで、インサイト(クライアントが潜在的に持っているビジネス目標)の抽出から、データのマネタイズ(ビジネス価値創出)まで、企業が保有するデータの有効活用方法をコンサルし、クライアントビジネス変革を包括的に支援しています。
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インテリジェントオートメーションでは、セルフRPAツール「ipaSロボ」をベースとした業務自動化ソリューションと、コンサルティング会社ならではの業務自動化支援を組み合わせたユニークなサービスを提供しています。
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デリバリーコンサルティングIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 事業拡大に伴う人材確保及び教育訓練にかかる採用教育費
- 採用後の教育期間における人件費
- 借入金の返済
デリバリーコンサルティングIPOの業績
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デリバリーコンサルティングIPOの売上は堅調に推移しており、利益もバラつきがあるものの急伸していて好調そうですね。
デリバリーコンサルティングのIPO評価
デリバリーコンサルティングは、規模(吸収金額14.8億円)がそれほど大きくなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見たらないため、需給面は良好だと思います。
また、コンサルティング事業は目新しさに欠けますが、DX(デジタルトランスフォーメーション)、クラウド、AI(人工知能)、RPA(ロボットによる業務自動化)といったテーマ性で関心を集めそうです。
よって、デリバリーコンサルティングのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。デリバリーコンサルティングIPOは、公開価格の1.8倍前後で初値形成すると予想しています。
デリバリーコンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
デリバリーコンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨む予定です。主幹事のSMBC日興証券をはじめ、SBI証券や楽天証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
いちよし証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
松井証券 | BB参加 |
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