ダイブ(151A)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の3月11日から開始されます。
ダイブは観光施設でのリゾートバイトに特化した人材サービスや地方創生事業などを展開しています。
ダイブは前日が4社同時上場で、翌日が2社同時上場という過密スケジュールの中での3社同時上場というのが気掛かりですね。
ダイブ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ダイブ |
コード | 151A(サービス業) |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 大和証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 岡三証券 極東証券 SBIネオトレード証券 岡三オンライン DMM.com証券 |
上場日 | 3月27日 |
仮条件決定日 | 3月7日(1,710円~1,820円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月11日から3月15日 |
公開価格決定日 | 3月18日(1,820円に決定) |
申込期間 | 3月19日から3月25日まで |
公募 | 365,000株 |
売出し | 250,000株 |
OA | 92,200株 |
吸収金額 | 12.1億円 |
時価総額 | 47.3億円 |
想定価格 | 1,710円→公開価格:1,820円 |
初値価格 | 3,225円 |
ダイブIPOの事業内容
ダイブは「一生モノの「あの日」を創り出す。」というミッションのもと、観光HR事業、地方創生事業、情報システム事業を展開しています。
主力事業である観光HR事業は、観光施設に特化したリゾートバイト紹介サービス「リゾートバイトダイブ」を運営しており、北は北海道から南は沖縄県まで日本全国の観光施設等に人材を供給しています。
ちなみに、リゾートバイトとは日本全国のリゾートホテルや旅館、飲食店・テーマパーク・レジャー施設・スキー場等に短期間移住し、従業員寮で生活しながら勤務する働き方です。
労働の対価として収入を得るだけではなく、新しい仲間との出会いや多様な価値観に触れる経験など、海外でのワーキングホリデーに近い体験価値を国内でも得られる手段として、ダイブでは主に25歳から44歳までの社会人を中心に支持されています。
地方創生事業では、グランピング施設等の企画開発・経営・運営を一気通貫で行っています。また、グランピング施設・アウトドアホテルに特化したWEBメディア「GLAMPICKS」を運営しています。
情報システム事業では、企業の情報システム部門をサポートする「情シスダイブ」を通じて、顧客の特徴にあったシステムの選定及び導入・PCキッティング・RPA導入支援・拠点開設や移転に伴うシステム整備等を行っています。
IPOによる手取金の使途
- 観光HR事業の事業拡大、及び当社知名度向上のための広告宣伝費
- 採用費及び人件費
ダイブIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ダイブIPOの業績はコロナ禍の影響で一時期落ち込んでいましたが、アフターコロナになって順調に回復しているようです。
ダイブのIPO評価
ダイブの規模(吸収金額12.1億円)はどちらかと言えば小さめですが、IPOラッシュ後半でのコロンビア・ワークスとシンカとの3社同時上場になるので、それでも資金分散や買い疲れの影響を受けそうです。
ただ、VC(ベンチャーキャピタル)を含む上位株主に価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのはプラス要素です。
また、インバウンドが急速に回復するなか、観光地での人手不足が深刻化しているため、事業面で関心を集めそうです。
よって、ダイブのIPO評価はBが妥当だと考えています。ダイブIPOは公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。
ダイブIPOの初値予想
ダイブIPOの初値予想は、仮条件決定後(3月7日以降)に追記させていただきます。
3,100円 (想定価格比:+1,390円)
(※大手予想会社の初値予想:3,100円~3,600円)
ダイブIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ダイブIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加するつもりです。主幹事のSBI証券を中心に、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事もなるべく申し込む予定です。
SBI証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
あかつき証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
極東証券 | 口座なし |
SBIネオトレード証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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