情報戦略テクノロジー(155A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月11日から始まります。

情報戦略テクノロジーは大手企業に特化したDX内製化支援事業を行っています。

情報戦略テクノロジーはIPOラッシュ終盤でのカウリスとの同時上場なので、資金分散や買い疲れの影響が気になりますね。

情報戦略テクノロジーIPOのBBスタンスとIPO評価

情報戦略テクノロジー(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名情報戦略テクノロジー
コード155A(情報・通信業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)アイザワ証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
SBI証券
極東証券
松井証券
マネックス証券
丸三証券
DMM.com証券
上場日3月28日
仮条件決定日3月8日(380円~460円に決定)
ブックビルディング期間3月11日から3月15日
公開価格決定日3月18日(460円に決定)
申込期間3月19日から3月25日まで
公募1,470,000株
売出し600,000株
OA310,500株
吸収金額14.3億円
時価総額59.8億円
想定価格600円→公開価格:460円
初値価格1,021円

マネックス証券

情報戦略テクノロジーIPOの事業内容

情報戦略テクノロジーは1次請け、2次請け、3次請けという多重下請け構造をなくし、顧客とエンジニアが協働して進める「0次システム開発」によって、顧客のDX支援を行っています。

情報戦略テクノロジーは顧客のDX内製を支援するにあたり、第三者的な受託者という意識ではなく、顧客との間で相談・提案を繰り返しながら協働してシステム開発を進めることを特徴としており、それを「1次」請けを超えた「0次」と表現しています。

情報戦略テクノロジーの0次システム開発

0次システム開発とは「社内にシステム開発部を持つ」のと同じで、多重下請けシステム開発のような伝言ゲームも発生せず、顧客とエンジニアが提案・相談を繰り返しながら協働して開発していく、ビジネスの状況変化に対応して変更可能なアジャイル型の開発手法になっています。

多重下請けシステム開発と0次システム開発の比較

また、情報戦略テクノロジーはシステム開発企業向けのオープンプラットフォームサービス「WhiteBox」を運営しています。

White Boxは市場に出てこない優秀なエンジニアが所属している企業に先んじてアプローチすることができる「未来マッチング機能」が付いた国内唯一のプラットフォームになっています。

情報戦略テクノロジーIPOの事業系統図

情報戦略テクノロジーの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 設備投資(本社移転による拠点の集約及び拡張)
  2. 運転資金(本社の移転・拡張、人材の採用)

情報戦略テクノロジーIPOの業績

情報戦略テクノロジーの業績

(※画像クリックで拡大)

情報戦略テクノロジーIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。

情報戦略テクノロジーのIPO評価

情報戦略テクノロジーはIPOラッシュ中でのカウリスとの同時上場になりますが、手頃な価格で規模(吸収金額14.3億円)もそれほど大きくないので、それでも需給面は良いほうだと思います。

また、VC(ベンチャーキャピタル)保有株が見当たらず、上位株主には価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのも好材料です。

さらに、システム開発事業はIPOで根強い人気があり、DXというテーマ性もあるため、事業面でも注目されそうです。

よって、情報戦略テクノロジーのIPO評価はBが妥当だと考えています。情報戦略テクノロジーIPOは公開価格の1.5倍を上回る初値が付くと予想しています。

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情報戦略テクノロジーIPOの初値予想

情報戦略テクノロジーIPOの初値予想は、仮条件決定後(3月8日以降)に追記させていただきます。

1,000円 (想定価格比:+400円)

(※大手予想会社の初値予想第一弾:900円~1,100円)

(※大手予想会社の初値予想第二弾:600円~900円)

情報戦略テクノロジーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

情報戦略テクノロジーIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加するつもりです。主幹事のみずほ証券をはじめ、松井証券マネックス証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。

情報戦略テクノロジーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
アイザワ証券口座なし
あかつき証券口座なし
岩井コスモ証券BB参加
SBI証券BB参加
極東証券口座なし
松井証券BB参加
マネックス証券BB参加
丸三証券口座なし


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