エコナビスタ(5585)IPOのBB(ブックビルディング)が、週末の7月7日からスタートします。
エコナビスタは睡眠と生活習慣に関するビッグデータを解析し、AIを始めとした様々なソフトウェアを開発しています。
エコナビスタはテクニスコとの同時上場になりますが、注目度で勝っているので影響は小さそうですね。
エコナビスタ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | エコナビスタ |
コード | 5585(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 楽天証券 |
上場日 | 7月26日 |
仮条件決定日 | 7月5日(1,180円~1,300円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月7日から7月13日 |
公開価格決定日 | 7月14日(1,300円に決定) |
申込期間 | 7月18日から7月21日まで |
公募 | 1,000,000株 |
売出し | 1,100,000株 |
OA | 315,000株 |
吸収金額 | 26.8億円 |
時価総額 | 64.1億円 |
想定価格 | 1,110円→公開価格:1,300円 |
初値価格 | 3,300円 |
エコナビスタIPOの事業内容
エコナビスタは自社開発の「ライフリズムナビSleepSensor」等各種センサーから得られる睡眠と生活習慣に関するビッグデータに、最新の解析技術を適用して睡眠の可視化に取組み、その過程においてAIを始めとした様々なソフトウェアを開発しています。
エコナビスタは疲労回復度予測AIや認知症予測AIのような健康状態の推移を予測するAIを中核に、介護や医療業界に限らずハウスメーカーやデベロッパーなど住宅関連事業者や衣類・寝具メーカーといった様々な共創パートナーと連携し、事業領域を限定しない価値創造型の事業を展開しています。
主たる事業であるライフリズムナビ事業においては、「ライフリズムナビ+Dr.」及び「ライフリズムナビ+HOME」の二つのサービスを展開しています。
ライフリズムナビ+Drは各種センサーを活用した高齢者施設向けSaaS型見守りシステムになっています。
各種センサーから取得された睡眠データ、バイタルデータ、環境データ等のビッグデータはクラウド上に蓄積され、当社独自の解析技術により即時処理が施され、その結果をリアルタイムで介護施設のスタッフルームのパソコンや、各スタッフが保有するスマートフォン、タブレットに表示します。
これにより施設のスタッフは日勤帯、夜勤帯を問わず各居室の様子を把握することができ、不要な訪室による状態確認業務を削減、業務効率化を実現しています。
ライフリズムナビ+HOMEは、事業パートナーである東京ガス(株)がサービサーとして展開するご家庭用の見守りサービスになっています。
最近では国が推進する地域包括ケアシステムの方針を鑑み、居宅介護を支援するサービスとしても展開しています。
IPOによる手取金の使途
- 人材確保費用
- ハードウェア調達費用
- 研究開発費(ハードウェア・ソフトウェア)
エコナビスタIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
エコナビスタIPOの業績は急激に伸びていて今後も期待できそうです。
エコナビスタのIPO評価
エコナビスタはテクニスコとの同時上場で、規模(吸収金額26.8億円)もそれなりにありますが、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株は見当たりません。
また、エコナビスタは今が旬のAI(人工知能)というテーマ性がある事業を展開していて、業績も急激に伸びているため、事業面で人気を集めると思います。
よって、エコナビスタのIPO評価はAが妥当だと考えています。エコナビスタIPOは初日値付かずも想定される高い初値が付くと予想しています。
エコナビスタIPOの初値予想
エコナビスタIPOの初値予想は、仮条件決定後(7月5日以降)に追記させていただきます。
4,000円 (想定価格比:+2,890円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,500円~2,900円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:3,000円~3,500円)
エコナビスタIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
エコナビスタIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込むつもりです。
主幹事のみずほ証券をはじめ、マネックス証券や松井証券などの平幹事も全て申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
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