フィーチャ(4052)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月9日からスタートします。
フィーチャは、車載カメラやドライブレコーダ向けの画像認識ソフトウェアを開発していることで関心を集めているようです。
また、フィーチャはロコガイドとコパ・コーポレーションとの3社同時上場になりますが、その中でも一番規模が小さいため、需給面でも一歩リードしていますね。
フィーチャ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | フィーチャ |
コード | 4052(情報・通信業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 水戸証券 極東証券 みずほ証券 エース証券 東洋証券 SBI証券 楽天証券 いちよし証券 岩井コスモ証券 |
上場日 | 6月24日 |
仮条件決定日 | 6月8日(470円~520円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月9日から6月15日まで |
公開価格決定日 | 6月16日(520円に決定) |
申込期間 | 6月17日から6月22日まで |
公募 | 150,000株 |
売出し | 430,000株 |
OA | 87,000株 |
吸収金額 | 3.1億円 |
時価総額 | 25.4億円 |
想定価格 | 470円→公開価格:520円 |
初値価格 | 4,710円 |
フィーチャIPOの事業内容
フィーチャは、「Make Things Intelligent」をミッションとして掲げながら、AI(人工知能)を用いた画像認識ソフトウェア開発事業を行っています。
フィーチャは、なかでも車載カメラやドライブレコーダ向けに歩行者や車両、車線、標識などを検知するADAS(自動車の運転手の運転操作を支援するシステム)用の組み込みソフトウェアの開発に注力しています。
また、フィーチャは顔認証及びよそ見運転、危険運転、居眠り運転等を検知するDMS(自動車の運転手を監視するシステム)用ソフトウェアも提供しています。
フィーチャIPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 当社事業の発展のためには、ディープラーニングをはじめとした画像認識技術の研究開発を促進して認識精度や実装性といった技術力を向上させること及び増加が見込まれる受託案件に対応できる開発体制の構築が必要であると認識しております。そのための人件費及びエージェント利用料や紹介料などの採用費として充当
フィーチャIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
フィーチャIPOの売上は順調に伸びており、利益もかなりバラついてはいますが、今後に期待できそうです。
フィーチャのIPO評価
フィーチャは、3社同時上場でVC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約91.5万株)も気になりますが、手頃な価格で規模(吸収金額3.1億円)が小さいため、それでも需給面で人気を集めると思います。
また、フィーチャは自動運転やAI(人工知能)というテーマ性でも注目されそうです。
よって、フィーチャのIPO評価はAが妥当だと考えています。フィーチャIPOは、公開価格の2倍を上回る高い初値が付くと予想しています。
フィーチャIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
フィーチャIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込む予定です。主幹事のSMBC日興証券を中心に、SBI証券や楽天証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
大和証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
極東証券 | 口座なし |
みずほ証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
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