フォーラムエンジニアリング(7088)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の2月25日から始まります。
フォーラムエンジニアリングは、エンジニアに特化した人材派遣事業を行っていることで関心を集めているようです。
ただ、フォーラムエンジニアリングは今のところ3月に新規上場するIPOの中で、規模(海外への売出分含む)が一番大きいため、需給面に不安がありますね。
フォーラムエンジニアリング(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | フォーラムエンジニアリング |
コード | 7088(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SBI証券 |
上場日 | 3月9日 |
仮条件決定日 | 2月21日(1,310円~1,400円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月25日から2月27日まで |
公開価格決定日 | 2月28日(1,310円に決定) |
申込期間 | 3月2日から3月5日まで |
公募 | 0株 |
売出し | 9,673,600株 (国内:4,499,400株 海外:5,174,200株) |
OA | 674,800株 |
吸収金額 | 135.6億円(国内:67.8億円) |
時価総額 | 348.8億円 |
想定価格 | 1,310円→公開価格:1,310円 |
初値価格 | 1,030円 |
フォーラムエンジニアリングIPOの事業内容
フォーラムエンジニアリングは、機械・電気系(「機電系」)主要8業種(自動車、輸送用機械、産業用機械、精密機器、電気機器、家電、電子部品、情報通信)に属する企業とそれに属する部署に技術社員を派遣するエンジニア派遣サービスを主な事業として展開しています。
また、フォーラムエンジニアリングはAI(人工知能)を活用したダイレクトマッチングプラットフォーム「cognavi(コグナビ)」によって、エンジニア人材が保有するスキルと顧客企業の各部署に必要なスキルの両方を数値化することで、客観性の高いマッチングを実現しています。
さらに、フォーラムエンジニアリングは人材サービスとして「cognavi(コグナビ)転職」と「cognavi(コグナビ)新卒」、HRマネジメントサービスとして「cognavi(コグナビ) タレントマネジメント(企業内エンジニア配置最適化サービス)」と「cognavi(コグナビ) カレッジ(企業内エンジニア向け研修仲介サービス)」も提供しています。
フォーラムエンジニアリングIPOの事業系統図
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フォーラムエンジニアリングIPOの業績
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フォーラムエンジニアリングIPOの業績は、やや頭打ちといった感じですが、堅調に推移しているので問題はなさそうです。
フォーラムエンジニアリングのIPO評価
フォーラムエンジニアリングの吸収金額は、想定価格ベースで135.6億円ですが、海外への売出予定分を除けば、国内の吸収金額は67.8億円になります。
ただ、フォーラムエンジニアリングは公募株ゼロの売出株のみなので、それでも需給面で警戒されそうです。
また、人材派遣事業も新鮮味に欠けますが、AI(人工知能)というテーマ性で多少なりとも注目されるかもしれません。
よって、フォーラムエンジニアリングのIPO評価は、東証1部に決まるかどうかで変わりますが、今のところDが妥当だと考えています。
フォーラムエンジニアリングIPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
フォーラムエンジニアリングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
フォーラムエンジニアリングIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただし、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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みずほ証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
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