岐阜造園(1438)IPOのBB(ブックビルディング)が、10月14日から開始されます。岐阜造園は、11月のIPO第一弾ですが、名古屋証券取引所2部市場への新規上場なので、前評判は今一つですね。
また、岐阜造園IPOは、上場市場が異なりますが、バロックジャパンリミテッド(東証)IPOとの同時上場になります。
岐阜造園(名証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 岐阜造園 |
コード | 1438 |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 エイチ・エス証券 安藤証券 |
上場日 | 11月1日 |
仮条件決定日 | 10月12日(1,000円~1,150円に決定) |
ブックビルディング期間 | 10月14日から10月21日まで |
公開価格決定日 | 10月24日(1,150円に決定) |
申込期間 | 10月25日から10月27日まで |
公募 | 400,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 60,000株 |
吸収金額 | 4.6億円 |
想定価格 | 1,000円 |
岐阜造園IPOの事業内容
岐阜造園グループは、岐阜造園及び連結子会社の株式会社景匠館の2社で構成されており、「街や暮らしに潤いを与える緑空間の創造」をコンセプトに掲げながら、造園緑化事業を展開している企業です。
また、岐阜造園グループの事業は、不特定多数の人が訪れるパブリックスペースに、樹木の緑あふれる憩いの空間を創り出す「ランドスケープ」と、家庭での暮らしが緑に溢れ、より豊かになるように設計・施工する「ガーデンエクステリア」に区分されます。
さらに、岐阜造園のホームページを見た印象では、環境保全やエコにも力を注いでいるようなので、地味ながら好感を持てる事業内容です。
岐阜造園IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
岐阜造園IPOの業績は、概ね堅調に推移しており、大きな問題は無さそうです。
岐阜造園のIPO評価
岐阜造園IPOは、吸収金額4.6億円(想定価格ベース)が小さく、事業内容も地味ながら堅実な印象です。ただ、岐阜造園IPOは、名証2部市場への新規上場なので、注目度は低そうです。
また、岐阜造園IPOは、実質的にバロックジャパンリミテッド(東証)IPOとの同時上場ですが、規模が小さいので、資金分散の影響は少なそうですね。
よって、岐阜造園のIPO評価はCが妥当だと考えています。岐阜造園IPOの初値は、どちらかと言うと、公開価格をわずかに上回る可能性が高そうです。
岐阜造園IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
岐阜造園IPOのBB(ブックビルディング)は、前向きに参加するつもりです。岐阜造園IPOは、あまり人気が無いと言っても規模が小さいので、そう簡単には当選しないでしょうね。
東海東京証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
エイチ・エス証券 | BB検討中 |
安藤証券 | BB検討中 |
超大型IPOのユニバーサル・スタジオ・ジャパンとマクロミルが、早ければ年内にも再上場するらしいので、その時に備えて証券口座を増やしておきましょう。