グッドパッチ(7351)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の6月15日からスタートします。
グッドパッチは、UI(ユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)のデザイン支援事業を展開していることで関心を集めているようです。
また、グッドパッチは6月最後のIPOで規模も小さいため、需給面でも注目されそうですね。
グッドパッチ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | グッドパッチ |
コード | 7351(サービス業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 |
上場日 | 6月30日 |
仮条件決定日 | 6月11日(610円~690円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月15日から6月19日まで |
公開価格決定日 | 6月22日(690円に決定) |
申込期間 | 6月23日から6月26日まで |
公募 | 308,900株 |
売出し | 350,900株 |
OA | 98,900株 |
吸収金額 | 4.6億円 |
時価総額 | 43.8億円 |
想定価格 | 610円→公開価格:690円 |
初値価格 | 2,757円 |
グッドパッチIPOの事業内容
グッドパッチは、Webサイトやアプリケーション及びブランドのデザイン支援を行うデザインパートナー事業を展開しています。
デザインパートナー事業では、主にWebサイトやスマートフォンアプリケーション等のデジタルプロダクトのデザイン開発を進めたい顧客企業が、真に必要とするUI/UXデザインの実現を支援しています。
デザインプラットフォーム事業では、デザインパートナー事業によって行われるUI/UXデザイン支援を、ソフトウェア(デザインITツール「Prott」「Athena」)、企業内デザイン人材(デザイナー採用支援サービス「ReDesigner」)、デザインビジネス環境(クラウドソーシング「Goodpatch Anywhere」)など、様々な側面からバックアップしています。
さらに、グッドパッチはリモートワークにおいて有効なSaaS形式のオンラインコラボレーションソフトウェア「Strap」の開発をすすめ、リモートワーク領域での積極的な事業展開も目指しています。
IPOによる手取金の使途
- 事業拡大・機能拡充のための人材確保に係る採用費及び人件費
- 当社及び当社連結子会社であるGoodpatch GmbHへの投融資資金を通じた当社グループにおける借入金の返済
- 新たなSaaS形式のオンラインコラボレーションソフトウェア「Strap」の開発等の新規事業への投資
グッドパッチIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
グッドパッチIPOの売上は右肩上がりで伸びており、利益も黒字転換しているので、今後に期待できそうですね。
グッドパッチのIPO評価
グッドパッチは、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約284万株)が気になりますが、手の出しやすい価格で規模(吸収金額4.6億円)も小さいため、それでも需給面で人気を集めると思います。
また、グッドパッチは6月最後のIPOで、今のところその後のIPOも決まっていないため、スケジュールにも恵まれています。
さらに、UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)に特化したデザイン事業もIPO向きで注目されそうです。
よって、グッドパッチのIPO評価はAが妥当だと考えています。グッドパッチIPOは公開価格の2倍を上回る高い初値が付くと予想しています。
グッドパッチIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
グッドパッチIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。グッドパッチIPOの幹事団は、主幹事の大和証券と平幹事のSBI証券だけなので、両方に申し込んで何とか幸運をゲットしたいところです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
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