光フードサービスIPOのBBスタンスとIPO評価！飲食チェーンIPO

光フードサービス（138A）IPOのBB（ブックビルディング）が、今週末の2月9日からスタートします。

光フードサービスは名古屋を中心に「立呑み焼きとん大黒」や「立呑み魚椿」などの飲食店をチェーン展開しています。

光フードサービスはCocoliveとの同時上場ですが、規模はいずれも小さめなので、あまり気にしなくても大丈夫そうですね。

光フードサービス（東証グロース及び名証ネクストIPO）のIPO基本情報

銘柄名	光フードサービス
コード	138A（小売業）
主幹事証券	東海東京証券
幹事証券（委託含む）	SMBC日興証券岡三証券極東証券楽天証券水戸証券岡三オンライン DMM.com証券
上場日	2月28日
仮条件決定日	2月8日（2,400円～2,660円に決定）
ブックビルディング期間	2月9日から2月16日
公開価格決定日	2月19日（2,660円に決定）
申込期間	2月20日から2月26日まで
公募	320,000株
売出し	0株
OA	48,000株
吸収金額	7.4億円
時価総額	19.8億円
想定価格	2,000円→公開価格：2,660円
初値価格	5,850円

光フードサービスは名古屋を本拠地としながら、「立呑み焼きとん大黒」「立呑み魚椿」「横浜家系ラーメン金山家」「焼肉デラックス」を運営しています。

光フードサービスは2023年11月末日現在、直営店31店舗、業務委託店8店舗、フランチャイズ店（FC店）15店舗を上記のブランドにて展開しています。

光フードサービスの店舗数の推移

光フードサービスは「人生密着型」をテーマとし、一人でも入店しやすい開放的なつくりを心掛け、小さなことにも目の届くサービスを提供することで、各地域にコミュニティセンターを創設していくような気持ちで展開しています。

また、光フードサービスは10坪という「小箱」を上手く活用した席数を限定しない立呑みスタイルにて、不況にも強く気軽に入れる低単価により、「365日いつでも気軽に立ち寄れる」場を提供することをコンセプトにしています。

さらに、光フードサービスは自社ブランド力の維持・向上、企業理念の浸透を図っていく観点から、直営店、業務委託店、フランチャイズ店の全てを対象として、定期的な臨店検査及び講習会の開催を行っています。

光フードサービスの事業系統図

（※画像クリックで拡大）

光フードサービスIPOの業績は、コロナ禍で一時落ち込んでいるものの、概ね好調に推移しているようです。

光フードサービスは同時上場するCocolive（吸収金額12.6億円）よりも小型（吸収金額7.4億円）なので、資金分散の影響も小さいと思います。

また、光フードサービスは売出し株ゼロ（OA分除く）の公募株のみで、VC（ベンチャーキャピタル）の保有株がないのもプラス要素です。

ただ、飲食業はIPOで人気化しやすいとは言えず、名古屋が本拠地で主幹事が東海東京証券というのもやや地味な印象を受けます。

よって、光フードサービスのIPO評価はBが妥当だと考えています。光フードサービスIPOは公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。

光フードサービスIPOの初値予想は、仮条件決定後（2月8日以降）に追記させていただきます。

4,500円（想定価格比：+2,500円）

（※大手予想会社の初値予想第一弾：2,100円～2,500円）

（※大手予想会社の初値予想第二弾：2,700円～3,200円）

↓（上場直前の初値予想）

5,000円（公開価格比：+2,340円）

（※大手予想会社の初値予想最終版：4,000円）

光フードサービスIPOのBB（ブックビルディング）は積極的に参加する予定です。主幹事の東海東京証券をはじめ、平幹事のSMBC日興証券や楽天証券なども申し込むつもりです。