VRAIN SolutionのIPO評価とBBスタンス！AI関連IPO | IPO初値予想 IPO株ビギナーの投資日誌

VRAIN Solution（135A）IPOのBB（ブックビルディング）が、来月の2月6日から開始されます。

VRAIN Solution（ヴレインソリューション）はAIやIoTなどの新しい技術を活用したAIシステムの販売などを行っています。

VRAIN Solutionは直近のVeritas In Silicoから2週間空けての単独上場なので、日程には恵まれていますね。

VRAIN Solution（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	VRAIN Solution
コード	135A（情報・通信業）
主幹事証券	SMBC日興証券
幹事証券（委託含む）	野村證券大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券マネックス証券松井証券楽天証券東海東京証券岩井コスモ証券 auカブコム証券
上場日	2月22日
仮条件決定日	2月5日（2,790円～2,990円に決定）
ブックビルディング期間	2月6日から2月13日
公開価格決定日	2月14日（2,990円に決定）
申込期間	2月15日から2月20日まで
公募	210,000株
売出し	897,900株
OA	166,100株
吸収金額	35.2億円
時価総額	279億円
想定価格	2,760円→公開価格：2,990円
初値価格	初値決定後に追記

VRAIN Solutionは製造業界向けに生産性向上のソリューションとして、AIの技術を活用して自社開発するAIシステム及び顧客のDX推進のためのDXコンサルティングを提供しています。

AIシステムでは、製造ラインの検査工程において検査員の目で行われていた良品/不良品の判定について、人の目に頼らず省力化・自動化を可能にするAI技術を活用したAI外観検査システム「Phoenix Vision/Eye」の開発・販売を行っています。

また、より高い検査精度を達成するための撮像環境を構築するために、カメラやセンサー等の撮像機器等についても、組み合わせて提案・提供しています。

DXコンサルティングでは、AIやIoT等の新しい技術を活用したDX推進を支援するサービスを提供しています。

顧客がDX化に向けて抱える様々な困りごとに対して、現場実装を中心とした課題解決を支援しています。

>VRAIN Solutionの事業系統図

（※画像クリックで拡大）

VRAIN Solution（135A）IPOの売上は綺麗な右肩上がりで、利益も急伸していて好調そうです。

VRAIN Solutionはグロース市場への単独上場で、前後のIPOとも間隔が空いているため、スケジュールに恵まれています。

ただ、規模（吸収金額35.2億円）が大きくて売出し株も多いため、それでも需給面にやや不安があります。

また、ジャフコをはじめVC（ベンチャーキャピタル）の保有株が多いのも懸念材料です。

しかし、AI関連事業はIPOで人気化しやすく、DXやIoTというテーマ性があり、業績も好調に推移しているため、事業面で注目されると思います。

よって、VRAIN SolutionのIPO評価はBが妥当だと考えています。

VRAIN Solution（135A）IPOはVCのロックアップが解除される公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。

VRAIN Solution（135A）IPOの初値予想は、仮条件決定後（2月5日以降）に追記させていただきます。

3,300円（想定価格比：+540円）

（※大手予想会社の初値予想第一弾：2,860円～3,300円）

（※大手予想会社の初値予想第二弾：2,990円～3,300円）

↓（上場直前の初値予想）

4,480円（公開価格比：+1,490円）

（※大手予想会社の初値予想最終版：4,400円）

VRAIN Solution（135A）IPOのBB（ブックビルディング）は積極的に参加する予定です。

主幹事のSMBC日興証券はもちろんのこと、マネックス証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。