Institution for a Global Society(4265)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の12月13日から始まります。

Institution for a Global SocietyはAI(人口知能)と計量心理学を応用した教育とHRサービスを提供しています。

Institution for a Global Societyは今年最後のIPOなので注目度も高そうですね。

Institution for a Global Society

Institution for a Global Society(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名Institution for a Global Society
コード4265(情報・通信業)
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
いちよし証券
丸三証券
岩井コスモ証券
極東証券
auカブコム証券
LINE証券
上場日12月29日
仮条件決定日12月10日(1,660円~1,720円に決定)
ブックビルディング期間12月13日から12月17日
公開価格決定日12月20日(1,720円に決定)
申込期間12月21日から12月24日まで
公募320,000株
売出し1,595,300株
OA287,200株
吸収金額36.6億円
時価総額71.3億円
想定価格1,660円→公開価格:1,720円
初値価格2,002円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

Institution for a Global Society(4265)IPOの事業内容

Institution for a Global Societyは個人が持つ多面的な能力を科学的に評価するシステム、評価データにもとづき成長を支援する教育コンテンツ、そして個人がデータを安全かつ主体的に活用するためのプラットフォームを学校法人、企業、自治体などのコミュニティに対して展開しています。

HR事業では、AI搭載エンジンにより、社員や採用候補者のコンピテンシー、気質などを科学的に測定し、能力を可視化する人材・組織診断ツール「GROW360」と、企業におけるDX推進に必要な人材の資質・能力評価と、現状にあわせた人材育成を支援する「DxGROW」を提供しています。

教育事業では、学校や教育機関向けに、生徒の能力と教育効果をAIで可視化する評価システム「Ai GROW」、Society5.0時代を切り拓く基礎となる非認知能力などを育むSTEAM教育動画コンテンツ「GROW Academy」を提供しています。

また、TOEFLテストの構造に沿って設計されたAI搭載の次世代型オンライン英語学習プラットフォーム「e-Spire」も提供しています。

Institution for a Global Societyのサービス

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新規事業では、慶應義塾大学経済学部経済研究所FinTEKセンターと共同で、ブロックチェーンによる学生の個人情報管理プラットフォーム「STAR(Secure Transmission And Recording)プロジェクト」を開始しています。

Institution for a Global Societyの事業系統図

Institution for a Global Societyの事業系統図

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IPOによる手取金の使途

  1. 採用費及び人件費
  2. ブロックチェーンを活用した新規事業のシステム開発に係る外注費
  3. 事業規模拡大のための広告宣伝費や新規ビジネス創出のための弁護士費用

Institution for a Global Society(4265)IPOの業績

Institution for a Global Societyの業績

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Institution for a Global Societyの売上は理想的な右肩上がりで、利益も黒字化が見えてきているようです。

Institution for a Global SocietyのIPO評価

Institution for a Global Societyはやや規模(吸収金額36.6億円)がありますが、今年最後のIPOというだけでなく、マザーズへの単独上場なので、何とかなりそうな感じです。

ただ、売出株(1,595,300株)が公募株の約5倍もあるため、投資ファンドのイグジット(出口)案件として警戒される可能性はあります。

また、Institution for a Global SocietyはHRAIといったIPOで人気のテーマ性があるため、事業面では関心を集めそうです。

よって、Institution for a Global SocietyのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。

Institution for a Global Society(4265)IPOは、公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。

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Institution for a Global Society(4265)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

Institution for a Global Society(4265)IPOのBB(ブックビルディング)は全力で臨むつもりです。

主幹事の野村證券をはじめ、SBI証券岩井コスモ証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。

Institution for a Global Society(4265)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB参加
SBI証券BB参加
いちよし証券BB参加
丸三証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
極東証券口座なし
auカブコム証券BB参加

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