セキュア(4264)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(12月10日)からスタートします。

セキュアは入退室管理システムと監視カメラシステムを中心としたセキュリティシステムを提供しています。

セキュアはアジアクエストとの同時上場になりますが、どちらも小型なのであまり気にする必要はなさそうですね。

セキュア

セキュア(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名セキュア
コード4264(情報・通信業)
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
SBI証券
楽天証券
いちよし証券
東海東京証券
松井証券
上場日12月27日
仮条件決定日12月9日(870円~950円に決定)
ブックビルディング期間12月10日から12月16日
公開価格決定日12月17日(950円に決定)
申込期間12月20日から12月23日まで
公募449,000株
売出し220,000株
OA100,300株
吸収金額6.7億円
時価総額39.9億円
想定価格870円→公開価格:950円
初値価格2,185円

SMBC日興証券 オンライントレード

セキュアIPOの事業内容

セキュアは「SECURE AC(=AccessControl:入退室管理システム)」「SECURE VS(=Video Surveillance:監視カメラシステム)」「SECURE Analytics(画像解析サービス)」という3つのサービスを各社のニーズに合ったデバイスとソフトウェアを組み合わせて販売しています。

セキュアのサービス概要

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セキュアは入退室管理システムにおける顔認証システムや監視カメラシステムの一部サービスにAI(画像認識)の技術を使用しており、デバイスとの組み合わせで最適なAIアルゴリズムを外部から調達し、AIの実装を含めたシステム構築、導入・施工、アフターフォローまでの一気通貫したソリューションを提供しています。

セキュアのAI

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また、セキュアは「Security System Lab」と「SECURE AI STORE LAB」という2つのラボ(研究開発施設)を保有し、AI(画像認識)技術と物理セキュリティを掛け合わせたシステムの価値を向上させるための研究開発を行なっています。

SECURE AI STORE LAB」では、当社グループの入退室管理システムと監視カメラシステムを応用することで、顔認証によって手ぶらで買物ができる次世代型無人化店舗の実験運用を行っています。

セキュア「SECURE AI STORE LAB」

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IPOによる手取金の使途

  1. 営業人員および技術者を中心とした優秀な人材の補充のための人材採用費と人件費および教育費
  2. クラウド型入退室管理システム「SECURE AI Office Base」および無人店舗ソリューション「SECURE AI STORE LAB」の研究開発費用
  3. 広告宣伝費用

セキュアIPOの業績

セキュアの業績

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セキュアIPOの売上は順調に伸びていて、利益も急伸しているので、今後に期待できそうです。

セキュアのIPO評価

セキュアはアジアクエストとの同時上場になります。しかし、セキュアは吸収金額が想定価格ベースで6.7億円と小さいため、それでも需給面で人気を集めると思います。

ただ、前代未聞の7社同時上場を終えた直後なので、買い疲れの影響を受ける可能性はあります。

また、セキュアはIPOで人気のAI関連事業を展開していて、時流に乗った非接触というテーマ性もあるため、事業面でも注目されそうです。

よって、セキュアのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。セキュアIPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。

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セキュアIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

セキュアIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込むつもりです。主幹事のSMBC日興証券はもとより、SBI証券楽天証券などの平幹事も全て申し込む予定です。

セキュアIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB参加
みずほ証券BB参加
SBI証券BB参加
楽天証券BB参加
いちよし証券BB参加
東海東京証券BB参加

管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社


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