2月のIPOは、今のところコーユーレンティアとジモティーの2銘柄が新規承認されていますが、今週はIPOが新規承認されることはありませんでした。
ただ、昨年の2月はリート及びインフラIPOを含めて7銘柄が新規上場しているので、来週以降にいくつかのIPOが新規承認されるかもしれません。
そこで、2019年に新規承認したIPOの騰落率ワースト5をリストアップしてみました。今年のIPOでは、ワースト5に入ってくるような銘柄を避けながら、上手く立ち回っていきたいですね。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益 騰落率 |
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1位 | 2974 大英産業 | 6月4日 エイチ・エス証券 | 福岡証券取引所 6.84億円 | 1,520円 1,330円 | -190円 -12.5% |
2位 | 4448 Chatwork | 9月24日 大和証券 | マザーズ 156.4億円 | 1,600円 1,480円 | -120円 -7.5% |
3位 | 4599 ステムリム | 8月9日 SMBC日興証券 | マザーズ 96.6億円 | 1,000円 930円 | -70円 -7% |
4位 | 4477 BASE | 10月25日 大和証券 SBI証券 | マザーズ 108億円 | 1,300円 1,210円 | -90円 -6.9% |
5位 | 2980 SREホールディングス | 12月19日 SMBC日興証券 大和証券 | マザーズ 136.7億円 | 2,650円 2,475円 | -175円 -6.6% |
騰落率={(初値価格-公募価格)÷公募価格}×100
昨年(2019年)のIPO騰落率No.1だった大英産業は、他の銘柄と比べてかなり小型ですが、流動性の低い地方市場(福岡証券取引所)への新規上場だったので、単純に比較することは出来ないと思います。
2位以降は、やはりマザーズの大型IPOが顔を揃えています。毎年、この傾向は変わらないので、今年もマザーズの大型IPOは慎重に判断する必要がありそうですね。
今月はIPOの新規上場がありませんが、これから春に向けて数多くの銘柄が新規承認されると思うので、今のうちにまだ持っていない証券口座を開設しておきましょう。
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