ジャパニアス(9558)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の8月29日からスタートします。
ジャパニアスはAI・IoT・クラウドを中心とした先端エンジニアリング事業を行っています。
ジャパニアスは9月のIPO第一弾というだけでなく、直近のクラシコムから1ヶ月以上空けての新規上場になるので、日程には恵まれていますね。
ジャパニアス(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ジャパニアス |
コード | 9558(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 岩井コスモ証券 SBI証券 岡三証券 東海東京証券 マネックス証券 楽天証券 東洋証券 松井証券 岡三オンライン |
上場日 | 9月13日 |
仮条件決定日 | 8月26日(960円~1,020円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月29日から9月2日 |
公開価格決定日 | 9月5日(1,020円に決定) |
申込期間 | 9月6日から9月9日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 942,000株 |
OA | 171,300株 |
吸収金額 | 12.6億円 |
時価総額 | 38.4億円 |
想定価格 | 960円→公開価格:1,020円 |
初値価格 | 2,010円 |
ジャパニアスIPOの事業内容
ジャパニアスはIT・通信業界及びものづくり業界を中心とした顧客に対してオンサイト型開発支援及び受託開発を行う先端エンジニアリング事業を展開しています。
オンサイト型開発支援では、エンジニアの約9割が顧客企業先へ常駐して設計・開発プロジェクトに参画しています。
受託開発では、受託開発拠点として横浜開発センターを構えており、ソフトウエアからハードウエアまでをワンストップで提供できる体制を整えています。
ジャパニアスの事業領域は、ソフトウェア、インフラ、メカトロニクス、エレクトロニクス、AIと多岐にわたっています。
ジャパニアスは安定的な人材供給や強固な経営基盤による高い信用度から、上場企業を中心に継続的な取引を行っています。
ジャパニアスはパートナー認定資格をはじめとした技術関連資格を保有するエンジニアが多く在籍しており、顧客のニーズに対して付加価値のあるサービスを提供しています。
ジャパニアスは、2020年より「AI」「IoT」「クラウド」をはじめとした先端テクノロジー領域にも参入し、さらなる市場の開拓・拡大に取り組んでいます。
IPOによる手取金の使途
- 今後の事業拡大に伴うグループリーダー、スーパーバイザー等の確保、経験豊富なエンジニア等の確保を積極的に進めるための採用紹介料
- 採用したエンジニア等に係る教育研修費。なお、残額が生じる場合には既存のエンジニア等の人件費の一部に充当
ジャパニアスIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ジャパニアスIPOの売上は順調に伸びており、利益もややバラついているものの堅調に推移しているようです。
ジャパニアスのIPO評価
ジャパニアスの規模(吸収金額12.6億円)はさほど大きくなく、スケジュールにも恵まれているため、需給面で注目されると思います。
また、エンジニアを派遣するという事業形態は目新しさに欠けますが、AI、IoT、クラウドに注力していることで関心を集めそうです。
よって、ジャパニアスのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。ジャパニアスIPOは公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
ジャパニアスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ジャパニアスIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。
主幹事のSMBC日興証券はもちろんのこと、マネックス証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
松井証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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