キオクシアホールディングス(6600)IPOは、本日(9月28日)公開価格が決定し、抽選結果を発表する予定でしたが、上場中止になってしまいました。

キオクシアホールディングスIPOは、昨日から色々なメディアで上場中止と報じられていましたが、今日になって正式に発表されました。

2020年9月28日開催の当該取締役会において、最近の株式市場の動向や新型コロナウイルス感染の再拡大への懸念など諸般の事情を総合的に勘案し、当該株式発行の中止を決定するとともに当該株式売出しの中止を承認し、それに伴い当該普通株式の東京証券取引所への上場手続きを延期することを決議いたしましたので、お知らせいたします。

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キオクシアホールディングスIPOは、規模が非常に大きいために需給面が不安視されており、仮条件も下振れしていたため、厳しい上場になりそうな雰囲気だったので、上場中止もなんとなく頷けます。

どうせなら、もっと早く決定した方が良かったとは思いますが、想像以上にBB(ブックビルディング)の状況が悪かったんでしょうね。

個人的にはIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券にしかBB(ブックビルディング)してなかったので、このタイミングで上場中止になっても特に問題はありません。

SBI証券[旧イー・トレード証券]
SBI証券のIPOチャレンジポイント解説

「米中対立の影響によって華為技術(ファーウェイ)向けの製品供給が停止したため、事業環境の先行きが不透明になった」と報じられていた理由はもっともだと思います。

しかし、一方でIPOの地合いはコロナショックの時とは打って変わって好調なので、この地合いでも新規上場できないというのは厳しいですね。


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いずれにしても、前日に新規上場するダイレクトマーケティングミックスIPOにとっては、厳しいことに変わりはないと思いますが、多少の追い風にはなるかもしれません。

また、他のIPOにとっても初値が公開価格を割れる可能性のあった超大型IPOが上場中止になったことは、追い風になりそうですね。

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