ダイレクトマーケティングミックス(7354)IPOの仮条件が決まっています。ダイレクトマーケティングミックスIPOは、大型なVCのイグジット(出口)案件として警戒されているようです。
また、ダイレクトマーケティングミックスIPOにとっては翌日に超大型で注目度も高いキオクシアホールディングスIPOが新規上場することもマイナスに働きそうですね。
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ダイレクトマーケティングミックスIPOの仮条件
2,400円~2,980円
ダイレクトマーケティングミックスIPOの仮条件は、想定価格の2,980円を上限に下方へ大きく拡げて設定されています。
ダイレクトマーケティングミックスIPOは、当初から需給面が不安視されていたこともあり、かなり幅広で弱気の仮条件になっています。
これだけ幅が広いと、公開価格が仮条件の上限で決まらない可能性も十分にありそうですね。
ダイレクトマーケティングミックスIPOの初値予想
2,880円⇒2,600円 (公開価格比:-100円)
(※大手予想会社の初値予想:2,980円~3,300円)
ダイレクトマーケティングミックスIPOは、海外への販売も予定されているとはいえ、やはり規模(吸収金額268.9億円)の大きさが懸念材料です。
また、ダイレクトマーケティングミックスIPOは公募株ゼロの売出株のみなので、VC(ベンチャーキャピタル)のイグジット(出口)案件としても警戒されると思います。
さらに、翌日には超大型で注目度も高いキオクシアホールディングスIPOが新規上場するため、スケジュール的にも厳しいと言わざるを得ません。
よって、ダイレクトマーケティングミックスIPOは公開価格が仮条件の上限で決まったとしても、公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
ダイレクトマーケティングミックスIPOの幹事団
主幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 |
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幹事証券 | 大和証券 松井証券 SBI証券 東海東京証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 岡三証券 楽天証券 極東証券 岡三オンライン証券 |
ダイレクトマーケティングミックスIPOは大型で当選枚数も多いため、共同主幹事のSMBC日興証券だけでなく、平幹事の中で抽選配分比率の高い松井証券
やマネックス証券
などにも十分チャンスがありそうです。
ただ、共同主幹事のみずほ証券はネット口座での取扱いがないようなので注意してください。
また、ダイレクトマーケティングミックスIPOは初値が公開価格を割れる可能性もあるため、慎重に判断する必要があると思います。
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