キットアライブ(5039)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の9月7日からスタートします。キットアライブはクラウドサービスであるSalesforceの導入支援などを行っています。
キットアライブはファインズとグラッドキューブとの3社同時上場になるので、資金分散の影響が気になりますね。
キットアライブ(札証アンビシャスIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | キットアライブ |
コード | 5039(情報・通信業) |
主幹事証券 | アイザワ証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 岡三証券 北洋証券 東洋証券 マネックス証券 岡三オンライン |
上場日 | 9月28日 |
仮条件決定日 | 9月5日(1,230円~1,410円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月7日から9月13日 |
公開価格決定日 | 9月14日(1,410円に決定) |
申込期間 | 9月16日から9月22日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 263,000株 |
OA | 0株 |
吸収金額 | 4.4億円 |
時価総額 | 17億円 |
想定価格 | 1,410円→公開価格:1,410円 |
初値価格 | 1,666円 |
キットアライブIPOの事業内容
キットアライブはクラウドサービスであるSalesforceの開発及び運用保守を行う「Salesforce導入支援」と「Salesforce製品開発支援」の二つのサービスを中心に事業を展開しています。
Salesforce導入支援では、顧客企業へのSalesforce導入支援や、Salesforceを基盤としたシステム開発サービスを提供しています。
Salesforce製品開発支援では、Salesforce上で新たなSaaS型製品の構築・販売を考えている企業向けの製品開発支援サービスを提供しています。
また、キットアライブは株式会社セールスフォース・ジャパンの販売代理店である株式会社テラスカイの二次代理店として登録されており、顧客企業にSalesforceのライセンス販売も行っています。
キットアライブは業務改革を顧客と共に行っていくことで、Salesforceに関する専門知識を提供するだけでなく、顧客が主体的にITを活用し、DXを実現することを支援しています。
キットアライブIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 従業員募集費
- 本社改装費
キットアライブIPOの業績
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キットアライブIPOの業績は順調に伸びていて、今後も期待できそうですね。
キットアライブのIPO評価
キットアライブは3社同時上場になりますが、規模(吸収金額4.4億円)はさほど大きくないので、資金分散の影響も小さそうです。
また、キットアライブはクラウドやDX(デジタルトランスフォーメーション)というテーマ性のある事業を展開していることで注目されそうです。
ただ、キットアライブは流動性の乏しい札証アンビシャスへの新規上場なので、通常のIPOよりもやや割り引いて見る必要があると思います。
よって、キットアライブのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。キットアライブIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
キットアライブIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
キットアライブIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加する予定です。
ただ、主幹事のアイザワ証券は口座を持っていないので、マネックス証券や岡三オンラインなどの平幹事だけでもしっかりと申し込むつもりです。
アイザワ証券 (主幹事) | 口座なし |
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SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB不参加 |
北洋証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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