ファインズ(5125)IPOのBB(ブックビルディング)が9月8日から始まります。ファインズは動画の視聴データを有効活用した動画DX事業を展開しています。
ファインズは同時上場する3社の中で規模が一番大きいので、資金分散の影響が少し気になりますね。
ファインズ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ファインズ |
コード | 5125(情報・通信業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 東洋証券 岡三証券 松井証券 マネックス証券 LINE証券 岡三オンライン |
上場日 | 9月28日 |
仮条件決定日 | 9月7日(1,610円~1,800円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月8日から9月14日 |
公開価格決定日 | 9月15日(1,800円に決定) |
申込期間 | 9月16日から9月22日まで |
公募 | 250,000株 |
売出し | 770,000株 |
OA | 153,000株 |
吸収金額 | 18.9億円 |
時価総額 | 72.3億円 |
想定価格 | 1,610円公開価格:1,800円 |
初値価格 | 2,703円 |
ファインズIPOの事業内容
ファインズは動画を起点に企業のマーケティングDXを支援するVideoクラウド事業と、店舗向け予約・顧客管理システムを活用して店舗DXを支援する店舗クラウド事業を行っています。
Videoクラウド事業では主に動画制作サービス、動画配信プラットフォームサービス(Videoクラウド)、DXコンサルティングの3つのサービスを提供しています。
なかでも、動画の価値を最大限に発揮することができるVideoクラウドに注力しており、Videoクラウドから抽出できる動画の視聴データ及び顧客のマーケティングデータを活用したDXコンサルティングサービスも行っています。
店舗クラウド事業では店舗と利用ユーザーの間をつなぎ、ユーザーが会員登録をしなくても24時間予約可能な予約・顧客管理システム「TSUNAGU」を提供しています。
さらに、ファインズは株式会社EPARKリラク&エステが展開するリラクゼーション・エステ・整体院に特化したオンラインプラットフォーム「EPARKリラク&エステ」と連携した「PeakManager(予約管理システム)」の販売代理業を行っています。
ファインズIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 今後の事業規模拡大のために必要な人材獲得に係る採用費及び教育費
- 当社のメイン顧客層の拡大のための広告宣伝費
- 主にSMB領域における企業のDXニーズを先行する商品・サービスを継続的に開発するための研究開発費
ファインズIPOの業績
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ファインズIPOの業績は好調に推移していて今後も期待できそうです。
ファインズのIPO評価
ファインズはキットアライブとグラッドキューブとの3社同時上場で、規模(吸収金額18.9億円)もそれなりにありますが、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株は見当たりません。
また、ファインズはIPOで人気になりやすいDX(デジタルトランスフォーメーション)関連事業を展開していて業績も良いため、事業面で注目されそうです。
よって、ファインズのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。ファインズIPOは公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
ファインズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ファインズIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に参加する予定です。主幹事の野村證券はもとより、SMBC日興証券やLINE証券などの平幹事にも申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
みずほ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
岡三証券 | BB不参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
LINE証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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