KIYOラーニング(7353)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(6月30日)から始まります。KIYOラーニングは、オンラインでの資格講座や社員研修を行っている企業です。
KIYOラーニングは、アイキューブドシステムズとGMOフィナンシャルゲートとの3社同時上場になりますが、今のところ地合いが良く、その後のIPOとも間隔が空いているため、注目度は高くなりそうですね。
KIYOラーニング(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | KIYOラーニング |
コード | 7353(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 |
上場日 | 7月15日 |
仮条件決定日 | 6月29日(2,070円~2,300円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月30日から7月6日まで |
公開価格決定日 | 7月7日(2,300円に決定) |
申込期間 | 7月8日から7月13日まで |
公募 | 300,000株 |
売出し | 40,200株 |
OA | 51,000株 |
吸収金額 | 7.7億円 |
時価総額 | 42.5億円 |
想定価格 | 1,980円→公開価格:2,300円 |
初値価格 | 5,360円 |
KIYOラーニングIPOの事業内容
KIYOラーニングは、10年以上に渡って蓄積してきた、人や組織の「学習」を変革する「ラーニング・テクノロジー」を基盤としながら、主に個人向けのSTUDYing(スタディング)事業と、法人向けのAirCourse(エアコース)事業を展開しています。
主要サービスである「STUDYing(スタディング)」では、「学びやすく、わかりやすく、続けやすい」をコンセプトに、ビジネス・経営、法律、会計・金融、ビジネススキルなど、ビジネスパーソンに人気がある資格を中心とした講座ラインナップを展開しています。
「AirCourse(エアコース)」では、社員教育クラウドサービス「エアコース」や、教育動画制作サービス等の、人材育成ソリューションを提供しています。
エアコースはクラウドサービスなので、スマートフォンさえあればどこでもコースを受講することが可能なだけでなく、各種の社員教育コースを好きなだけ受講することができるサービスになっています。
KIYOラーニングIPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 当社サービス「スタディング」及び「エアコース」に係るシステムに関して、ユーザー利便性の向上を目的としたシステム開発等の設備投資資金
- 人材基盤を拡張するための人材採用費及び増加人件費
- 運転資金として調達した借入金の返済資金
- 当社サービス「スタディング」の認知度アップ及びエンドユーザーの獲得を目的とした広告宣伝費の一部として充当
KIYOラーニングIPOの業績
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KIYOラーニングIPOの売上は理想的な右肩上がりですが、業績はまだ赤字なので、今後に期待といった感じですね。
KIYOラーニングのIPO評価
KIYOラーニングは3社同時上場ですが、吸収金額は3社合わせても25億円程度なので、今の地合いなら難なくこなせると思います。
また、KIYOラーニングは新型コロナウイルスによる「新しい生活様式」にマッチしたオンライン学習事業を展開しており、EdTech(教育(Education)× テクノロジー(Technology))というテーマ性でも注目されそうです。
よって、KIYOラーニングのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。KIYOラーニングIPOは、今のところ公開価の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
KIYOラーニングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
KIYOラーニングIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込む予定です。主幹事のSMBC日興証券はもちろんのこと、平幹事のSBI証券
や、委託幹事のauカブコム証券
なども、もれなく申し込むつもりです。
SMBC日興証券 | BB参加 |
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大和証券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
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