YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月3日からスタートします。
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドはアジアを中心に世界17拠点でマネジメントサービス事業などを展開しているグローバル企業です。
ちなみに、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドは今年の6月にIPO新規上場したオムニ・プラス・システム・リミテッド(7699)以来となるマザーズの外国株IPOです。
YCPホールディングス(グローバル)リミテッド(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | YCPホールディングス(グローバル)リミテッド |
コード | 9257(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 岡三証券 |
上場日 | 12月21日 |
仮条件決定日 | 12月2日(790円~830円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月3日から12月8日 |
公開価格決定日 | 12月9日(830円に決定) |
申込期間 | 12月10日から12月15日まで |
公募 | 3,925,400口 (国内:2,653,900口 海外:1,271,500口) |
売出し | 0口 |
OA | 588,800口 |
吸収金額 | 35.7億円 (国内:25.6億円 海外:10.1億円) |
時価総額 | 155.1億円 |
想定価格 | 790円→公開価格:830円 |
初値価格 | 770円 |
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOの事業内容
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドはクライアントへの各種経営支援を提供するマネジメントサービスと、自己資本によってリスクマネーを提供するプリンシパル投資の2つの事業を、アジアを中心とする世界17拠点で展開しています。
マネジメントサービス事業では「クロスボーダー」「M&A」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の3つの強みを活かしながら、戦略コンサルティングやM&Aアドバイザリーなどの6つの領域でクライアントへのアドバイザリーサービスを提供しています。
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プリンシパル投資事業ではパーソナルケア領域とペットケア領域を重点領域と定め、長期的な投資を継続しています。
パーソナルケア領域では「Made In Japanブランドで世界の生活を豊かにし、日本人の誇りとなる」ことを目指して、高品質で信頼できる消費財ブランドを世界に展開しています。
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また、ペットケア領域では5つの動物病院の事業継承によるグループ化と、子犬用しつけ教材及び成犬用お楽しみボックスの定期販売事業を運営しています。
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IPOによる手取金の使途
- 今後の成長資金として、連結子会社への投融資資金に充当する予定であり、プリンシパル投資事業におけるパーソナルケア領域、ペットケア領域にそれぞれ充当
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOの業績
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YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOの業績は好調に推移しているようです。
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドのIPO評価
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドは4社同時上場で規模(吸収金額35.7億円)もやや大きいため、需給面に不安があります。
また、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドは一般的なIPOとは異なる外国株信託受益証券(JDR)で、事業内容もいまいちピンときません。
よって、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
YCPホールディングス(グローバル)リミテッドIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。
主幹事の野村證券をはじめ、IPO幹事常連のSMBC日興証券やマネックス証券などにも申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
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