L is BのIPO評価とBBスタンス！現場DX関連IPO | IPO初値予想 IPO株ビギナーの投資日誌

L is B（145A）IPOのBB（ブックビルディング）が、来月の3月8日からスタートします。

L is B（エルイズビー）は現場のDX化を支援するために様々な現場業務プラットフォームを提供しています。

ちなみに、社名の「L is B」は働く人々の人生の彩り・潤いになるサービスを提供したいという想いから、Life is Beautifulの頭文字を由来としています。

L is B（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	L is B
コード	145A（情報・通信業）
主幹事証券	野村證券
幹事証券（委託含む）	SBI証券岡三証券岩井コスモ証券マネックス証券あかつき証券水戸証券東洋証券むさし証券岡三オンライン DMM.com証券
上場日	3月26日
仮条件決定日	3月7日（920円～990円に決定）
ブックビルディング期間	3月8日から3月13日
公開価格決定日	3月14日（1,188円に決定）
申込期間	3月15日から3月21日まで
公募	800,000株
売出し	654,500株
OA	218,100株
吸収金額	15.4億円
時価総額	45.6億円
想定価格	920円→公開価格：1,188円
初値価格	1,553円

L is Bは建設業、流通小売業、インフラ業、運輸・交通業など、「現場」を持つ企業の業務課題をDXによって解決するデジタルサービスを、主にSaaSの形態で提供しています。

現場向けビジネスチャット「direct（ダイレクト）」は、業務に携わる全ての人が使いこなせる必要があるため、スマートフォンを操作できる人であれば直感的に操作できるユーザーインターフェースを指向して開発されています。

また、direct（ダイレクト）はdirect Apps、direct Smart Working Solution、AI-FAQボット、タグショット／タグアルバム、ナレッジ動画、チャットボットソリューション、DXコンサルティングと連携することでサービスの拡充に努めています。

L is Bはターゲットとなる現場の業務及び課題を解像度高く理解し、「direct」の新機能として継続的に追加開発することにより、あるいは別サービスとして現場向けソリューションラインナップを拡充させることにより、持続的な競争優位性の確保を目指しています。

L is B（145A）IPOの事業系統図

（※画像クリックで拡大）

L is B（145A）IPOの売上は右肩上がりで伸びています。また、利益は連続赤字ですが、今期は黒字見込みなので、今後に期待できそうですね。

L is Bの規模（吸収金額15.4億円）はさほど大きくありませんが、ソラコム、ハッチ・ワーク、JSHとの4社同時上場になるので、それでも資金分散の影響を受けそうです。

また、VCの保有株が366,700株あり、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されるのも気になります。

しかし、DX関連はIPOで人気になりやすく、現場に特化していることで優位性も感じられるため、事業面で注目されると思います。

よって、L is BのIPO評価はBが妥当だと考えています。L is B（145A）IPOは公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。

L is B（145A）IPOの初値予想は、仮条件決定後（3月7日以降）に追記させていただきます。

1,500円（想定価格比：+580円）

（※大手予想会社の初値予想：1,200円～1,500円）

↓（上場直前の初値予想）

1,782円（公開価格比：+594円）

（※大手予想会社の初値予想最終版：2,000円）

L is B（145A）IPOのBB（ブックビルディング）は積極的に参加するつもりです。主幹事の野村證券をはじめ、岩井コスモ証券やマネックス証券などの平幹事も申し込む予定です。