ナレルグループ(9163)IPOの仮条件は決まっています。ナレルグループは7月に新規上場するIPOの中で三番目に規模が大きいため、需給面に不安があります。

また、ナレルグループIPOはホロスホールディングスIPOとの同時上場なので、資金分散の影響も避けられませんね。

ナレルグループIPOの初値予想

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ナレルグループIPOの仮条件

2,560円~2,690円

ナレルグループIPOの仮条件は、想定価格の2,560円を下限に上方へ拡げて設定されています。

ちなみに、ナレルグループIPOの公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は102.5億円から107.7億円にアップします。

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ナレルグループIPOの初値予想

2,750円 (想定価格比:+190円)

(※大手予想会社の初値予想:2,690円~3,400円)

↓(上場直前の初値予想)

2,960円 (公開価格比:+270円)

(※大手予想会社の初値予想最終版:2,900円)

ナレルグループIPOは規模(吸収金額107.7億円)が大きく、ホロスホールディングスIPOとの同時上場でもあるため、資金分散の影響を受けると思います。

ただ、ナレルグループIPOは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているので、海外への配分比率によって状況も変わりそうです。

また、ナレルグループIPOはほとんどが売出株なので、投資ファンドのイグジット(出口)案件というのも懸念材料です。

さらに、建設業界向けの技術者派遣事業も新鮮味に欠けますが、建設業界も慢性的な人手不足なので、それでも事業面で一定の評価は得られそうです。

よって、ナレルグループIPOは大型なので地合いに大きく左右されそうですが、今のところ公開価格をやや上回ったところで初値形成すると予想しています。

しかし、地合いが悪化した場合は、初値が公開価格を割れる可能性もありそうです。

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