のむら産業(7131)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の11月15日から始まります。のむら産業は、米穀精米袋を中心とする包装関連事業などを行っています。

のむら産業はジャスダックの地味めな銘柄ですが、12月最初のIPOとして注目されそうですね。

のむら産業

のむら産業(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報

銘柄名のむら産業
コード7131(卸売業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
いちよし証券
水戸証券
丸三証券
極東証券
あかつき証券
楽天証券
マネックス証券
上場日12月2日
仮条件決定日11月12日(1,160円~1,210円に決定)
ブックビルディング期間11月15日から11月19日
公開価格決定日11月22日(1,210円に決定)
申込期間11月24日から11月29日まで
公募0株
売出し661,900株
OA99,200株
吸収金額9.2億円
時価総額18.7億円
想定価格1,210円→公開価格:1,210円
初値価格1,113円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

のむら産業IPOの事業内容

のむら産業は「米穀精米袋を中心とした包装資材の企画開発・販売」と「米穀用自動計量包装機を中心とした計量包装機械の企画開発・製造販売」からなる包装関連事業を行っています。

包装資材では、完全にオリジナルな米袋からハーフメイドな米袋まで、多種多様な米袋を取り揃えており、近年ではSDGsの実現に貢献するため、環境保全型の製・商品の開発や販売にも取り組んでいます。

のむら産業の包装資材

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計量包装機械では、精米工場の生産から出荷までの合理化を目指した自動計量包装機を中心に、米穀用機械及び菓子や新規分野の機械の企画開発を行っています。

のむら産業の包装機械

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また、のむら産業は「包む、埋める、封をする」といった梱包における問題を解決するための商品・サービスを提供する物流梱包事業も展開しています。

物流梱包事業では、顧客の作業等の効率化に貢献すべく、海外メーカーの商材を仕入れ、直接または販売会社を通じてエンドユーザーに販売、メンテナンス等を行っています。

のむら産業の物流梱包事業

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のむら産業は、包装・梱包資材、包装・梱包機械に関わる問題を解決するためのサービスをワンストップで提供し、相互連携により収益を複合化・最大化を図ること(シナジーの更なる創出・拡大)を目指しています。

のむら産業の経営戦略

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のむら産業IPOの事業系統図

のむら産業の事業系統図

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のむら産業IPOの業績

のむら産業の業績

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のむら産業IPOの業績は概ね堅調に推移していますが、成長性に乏しい感じですね。

のむら産業のIPO評価

のむら産業は12月最初のIPOというだけでなく、単独上場で規模(吸収金額9.2億円)も小さいため、需給面は良好だと思います。

ただ、のむら産業は公募株ゼロの売出株のみなので、投資ファンドのイグジットIPOとして警戒されるかもしれません。

また、米穀精米袋を中心とした包装関連事業も地味な印象は否めません。

よって、のむら産業のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。のむら産業IPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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のむら産業IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

のむら産業IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事のみずほ証券をはじめ、平幹事のSBI証券楽天証券などにも申し込む予定です。

のむら産業IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
いちよし証券BB参加
水戸証券口座なし
丸三証券BB参加
極東証券口座なし
あかつき証券口座なし
楽天証券BB参加
マネックス証券BB参加

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