ナイル(5618)IPOの仮条件が決まっています。ナイルIPOはDX関連事業を展開していることで関心を集めています。
ただ、ナイルはIPOラッシュ中でのロココとの同時上場になる可能性が高いため、資金分散の影響が気になりますね。
ナイルIPOの過去記事
ナイルIPOの仮条件
1,620円~1,680円
ナイルIPOの仮条件は、想定価格の1,615円を上回るレンジで設定されています。
仮条件は想定価格から上振れしているため、一見する強気に見えます。ただ、想定仮条件は1,440円~1,790円だったので、それからするとやや弱気に見えますね。
ちなみに、ナイルIPOの公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は24.5億円から25.5億円にアップします。
ナイルIPOの初値予想
1,680円 (想定価格比:+65円)
↓(上場直前の初値予想)
1,630円 (公開価格比:-50円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,680円)
ナイルIPOはロココとの同時上場になる可能性が高く、規模(吸収金額25.5億円)もやや大きいため、需給面に不安があります。
ただ、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているため、海外への配分比率によって状況も変わるかもしれません。
また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が約227万株もあり、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
ナイルはIPOで根強い人気があるDX関連事業を展開しており、車のサブスク「おトクにマイカー 定額カルモくん」もそれなりの知名度がありますが、連続赤字というのが懸念材料です。
よって、ナイルIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
ナイルIPOの幹事団
主幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 |
---|---|
幹事証券 | 松井証券 大和証券 楽天証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 丸三証券 極東証券 岡三証券 東洋証券 岡三オンライン |
ナイルIPOの当選枚数はさほど多くありませんが、主幹事のSMBC日興証券ならそこそこ期待できそうです。
また、共同主幹事のSBI証券や抽選配分比率が高めの松井証券やマネックス証券などにもチャンスがありそうです。
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社