オーケーエム(6229)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月1日から開始されます。
オーケーエムは、IPOで人気になりにくい東証2部の機械セクターなので、注目度も低そうです。
また、オーケーエムは同時上場する5社の中でも一番地味めなので、他の銘柄に埋もれてしまうかもしれませんね。
オーケーエム(東証2部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | オーケーエム |
コード | 6229(機械) |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 みずほ証券 いちよし証券 西村証券 auカブコム証券 |
上場日 | 12月17日 |
仮条件決定日 | 11月27日(1,090円~1,220円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月1日から12月7日まで |
公開価格決定日 | 12月8日(1,220円に決定) |
申込期間 | 12月10日から12月15日まで |
公募 | 1,000,000株 |
売出し | 317,000株 |
OA | 197,500株 |
吸収金額 | 16.5億円 |
時価総額 | 47億円 |
想定価格 | 1,090円→公開価格:1,220円 |
初値価格 | 1,300円 |
オーケーエムIPOの事業内容
オーケーエムは、1902年(明治35年)創業のバルブ製造メーカーで、顧客の個別ニーズに合わせたカスタマイズバルブを開発・製造・販売しています。
オーケーエムは、建築、発電、造船、各種プラント等、幅広い業界にバタフライバルブを中心とした流体制御機器を提供しています。
オーケーエムの主な取扱製品
また、オーケーエムは型式、サイズ、部品、材質、制御方法といったカスタマイズの組み合わせにより、10万種類を超える製品種類を取扱っています。
オーケーエムは、SDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組んでおり、SDGs達成に貢献する製品として、船舶排ガス用バルブやバラスト水処理装置用バルブを開発しています。
IPOによる手取金の使途
- 滋賀県野洲市に建設した研究開発センター(1期工事)の建設資金の借入金返済資金
- 連結子会社である奥村閥門(江蘇)有限公司への投融資資金(常熟新工場の新設)
オーケーエムIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
オーケーエムIPOの業績は、東証2部らしく可もなく不可もなくといった感じですね。
オーケーエムのIPO評価
オーケーエムは規模(吸収金額16.5億円)が大きいわけではありませんが、5社同時上場というだけでなく、IPOで人気になりにくい東証2部の機械セクターなので、他の銘柄の陰に隠れてしまいそうです。
ただ、バルブ製造販売事業はニッチで独自性もあるため、事業面で一定の評価は得られるかもしれません。
よって、オーケーエムのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。オーケーエムIPOは、公開価格を目途に初値形成すると予想しています。
オーケーエムIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
オーケーエムIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB検討中 |
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SMBC日興証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB検討中 |
いちよし証券 | BB検討中 |
西村証券 | 口座なし |
auカブコム証券 | BB検討中 |
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