ローランド(7944)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の12月1日からスタートします。

ローランドは、言わずと知れた世界的な楽器メーカーですが、再上場IPOで規模も大きいため、需給面で警戒されそうです。

また、ローランドはバルミューダFast Fitness Japanとの3社同時上場というもの気になりますね。

ローランド

ローランド(東証1部IPO)のIPO基本情報

銘柄名ローランド
コード7944(その他製品)
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)UBS証券
野村證券
松井証券
楽天証券
SBI証券
マネックス証券
上場日12月16日
仮条件決定日11月30日(2,810円~3,710円に決定)
ブックビルディング期間12月1日から12月7日まで
公開価格決定日12月8日(3,100円に決定)
申込期間12月9日から12月14日まで
公募0株
売出し11,710,00株
(国内:5,562,300株→4,947,500株
海外:6,147,700株→6,762,500株)
OA585,500株
吸収金額400.8億円
(国内:200.4億円→180.4億円
海外:200.4億円→220.4億円)
時価総額891.4億円
想定価格3,260円
(想定仮条件2,810円~3,710円の平均価格)
→公開価格:3,100円
初値価格2,954円

SMBC日興証券 オンライントレード

ローランドIPOの事業内容

ローランドは、1972年創業の世界的な電子楽器ブランドで、電子ピアノ、電子ドラム、シンセサイザー、ギター関連機器等、様々な製品を展開しています。

ローランドの製品別売上高比率

ローランドは、創業当初の1970年代後半から世界中のあらゆる地域において製品を展開しており、グループ収益の85%は(2019年12月期現在)日本国外から得ています。

ローランドの地域別売上高比率

ローランドは、ソフトウェア音源のサブスクリプションサービスであるRoland Cloudの会員数増加に向け、継続的なコンテンツ供給体制やアプリ開発体制を構築するとともに、共通プラットフォームを採用したハードウェアとソフトウェアのシームレスな連携により、これまで出来なかった更なる付加価値向上にも取り組んでいます。

ローランドIPOの業績

ローランドの業績

(※画像クリックで拡大)

ローランドIPOの業績は、やや頭打ちといった感はありますが、概ね堅調に推移しているようです。

ローランドのIPO評価

ローランドは、大型(吸収金額400.8億円)、再上場(2014年に東証第1部上場を廃止)、3社同時上場売出株のみなど、需給面で懸念材料がてんこ盛りです。

ローランドは知名度が高く、海外に約半数を売り出すため、海外の状況次第で評価が変わる可能性もありますが、現状では厳しいと言わざるを得ません。

よって、ローランドのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ローランドIPOの初値は、公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。

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ローランドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ローランドIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込む予定です。

ローランドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB不参加
UBS証券口座なし
野村證券BB不参加
松井証券BB不参加
楽天証券BB不参加
SBI証券BB参加
マネックス証券BB不参加

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