リベルタ(4935)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月1日から始まります。
リベルタは、ヒット商品の「Baby Foot(ベビーフット)」などを企画・販売していることで関心を集めているようです。
ただ、リベルタは人気化必至のかっこやビートレンドを含む5社同時上場なので、他の銘柄の動向に左右されそうですね。
リベルタ(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | リベルタ |
コード | 4935(化学) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 |
上場日 | 12月17日 |
仮条件決定日 | 11月27日(1,120円~1,200円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月1日から12月7日まで |
公開価格決定日 | 12月8日(1,200円に決定) |
申込期間 | 12月9日から12月14日まで |
公募 | 300,000株 |
売出し | 530,000株 |
OA | 124,500株 |
吸収金額 | 10.7億円 |
時価総額 | 32.6億円 |
想定価格 | 1,120円→公開価格:1,200円 |
初値価格 | 2,120円 |
リベルタIPOの事業内容
リベルタは、蓄積された過去の「ヒット商品」情報を独自分析し、新しいニッチニーズを生み出し、適合する商材の企画や国内外商材の発掘を行っています。
また、企画された商品は自社ブランドとして生産(ファブレス)を行い、発掘した国内外の商材は独占販売契約を締結し契約ブランドとし、自社ブランドともに自社企画によるプロモーション、販売、顧客リレーションまで一貫した事業を行っています。
リベルタIPOの事業系統図
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リベルタは主要ブランドとして、「Baby Foot(ベビーフット)」「quick Beauty(クイックビューティ)」「KABIDASH(カビダッシュ)」「FREEZE TECH(フリーズテック)」「Luminox(ルミノックス)」などを展開しています。
IPOによる手取金の使途
- 事業拡大に対応するための業務効率化を目的とした基幹システム更新及び定型業務(主に受注業務等)の自動化を目的としたRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)導入費用
- 重点ブランド(「ベビーフット」、「FREEZE TECH」、「カビトルネード」、「デンティス」、「COSCOS」、「アスミール」)を強化するためのSNS等を活用した広告宣伝やプロモーションイベント開催などのプロモーション費用
- 自社通販を強化するための各種施策費用(SNSによる認知度向上広告施策他)
- 事業拡大に伴う仕入資金等の費用
リベルタIPOの業績
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リベルタIPOの売上はやや頭打ちで、利益にもバラつきがありますが、全体的にはまずまずといった感じですね。
リベルタのIPO評価
リベルタはどちらかと言えば小型(10.7億円)で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、5社同時上場でも需給面で注目されそうです。
また、商品の企画・販売事業はインパクトに欠けますが、「Baby Foot(ベビーフット)」などのヒット商品を有しているため、それなりの関心を集めるかもしれません。
よって、リベルタのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。リベルタIPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
リベルタIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
リベルタIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込むつもりです。リベルタの幹事団は、主幹事の野村證券と平幹事のみずほ証券の2社だけなので、両方に申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
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