オキサイド(6521)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月18日から始まります。
オキサイドは、経済産業省の「グローバルニッチトップ100選」に選ばれたこともあるベンチャー企業です。
オキサイドは4月のIPO第一弾で、直近のIPOとも数日空けての新規上場になるため、スケジュールには恵まれていますね。
オキサイド(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | オキサイド |
コード | 6521(電気機器) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SMBC日興証券 楽天証券 マネックス証券 極東証券 水戸証券 SBI証券 岡三証券 岩井コスモ証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 4月5日 |
仮条件決定日 | 3月16日(2,480円~2,800円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月18日から3月24日まで |
公開価格決定日 | 3月25日(2,800円に決定) |
申込期間 | 3月26日から3月31日まで |
公募 | 750,000株 |
売出し | 332,900株 |
OA | 162,400株 |
吸収金額 | 30.9億円 |
時価総額 | 112.4億円 |
想定価格 | 2,480円→公開価格:2,800円 |
初値価格 | 6,540円 |
オキサイドIPOの事業内容
オキサイドは、単結晶・レーザのグローバルニッチトップカンパニーを目指し、光計測・新領域事業、半導体事業、ヘルスケア事業の3つの事業を展開しています。
光計測・新領域事業では、国内外の光計測機器/光学製品メーカー及び大学等研究機関に向けて、単結晶・光部品(光デバイス)・レーザ光源・光学測定装置を開発・製造・販売しています。
半導体事業では、半導体ウエハの検査装置メーカー向けに、単結晶とレーザの開発・製造・販売を行っています。
ヘルスケア事業では、がんの診断に使用されるPET検査装置に搭載されるシンチレータ単結晶の開発・製造・販売を行っています。
IPOによる手取金の使途
- 設備資金に充当
オキサイドIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
オキサイドIPOの業績は、ややバラついているものの、概ね堅調に推移しているようです。
オキサイドのIPO評価
オキサイドは、吸収金額が想定価格ベースで30.9億円とやや大きく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もそれなりあります。
しかし、オキサイドはマザーズへの単独上場というだけでなく、4月最初のIPOでもあるので、それでも需給面はまずまずだと思います。
また、光学関連事業はIPO的に地味ですが、経済産業省の「グローバルニッチトップ100選」に選ばれるだけあって、技術力の高さが魅力のニッチ企業といった印象なので、事業面でも一定の評価を得られそうです。
よって、オキサイドのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。オキサイドIPOは、公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。
オキサイドIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
オキサイドIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に参加する予定です。主幹事の野村證券はもとより、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
大和証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
水戸証券 | 口座なし |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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