POPER(5134)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の10月28日から始まります。
POPERは学習塾などの教育事業者向けのSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」を開発・提供しています。
POPERは大型なベースフードとの同時上場になりますが、小型なので資金分散の影響も小さそうですね。
POPER(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | POPER |
コード | 5134(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 松井証券 東洋証券 CONNECT |
上場日 | 11月15日 |
仮条件決定日 | 10月26日(630円~700円に決定) |
ブックビルディング期間 | 10月28日から11月4日 |
公開価格決定日 | 11月7日(700円に決定) |
申込期間 | 11月8日から11月11日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 326,400株 |
OA | 78,900株 |
吸収金額 | 3.8億円 |
時価総額 | 23.8億円 |
想定価格 | 630円→公開価格:700円 |
初値価格 | 1,110円 |
POPERのIPO事業内容
POPERは教育事業者等(学習塾や予備校など)のバックオフィス業務の効率化及び保護者とのコミュニケーションを強化するSaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」を提供しています。
教育事業者等は「Comiru」を活用することにより、バックオフィス業務に費やした作業時間や関連コストの削減が期待できます。
また、教育事業者等は「Comiru」を通じて保護者向けに生徒の勉強の様子や進捗、今後の学習計画、教育事業者等からのお知らせ等を従来の手紙配布よりもタイムリーに配信することが可能となり、保護者満足度の向上に繋がることが期待できます。
POPERは「Comiru」と連動する形で、リモート教育をより効果的に実現しやすいオンライン授業・自宅学習支援サービス「ComiruAir」も提供しています。
さらに、POPERは 講師等のシフト調整、給与労務の集計、及びこれらに関連するコミュニケーションを効率的に行うSaaS型サービス「ComiruHR」も提供しています。
POPER(5134)IPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- サービス構築費用
- サービスプロモーション費用
- 借入金返済
- 人材の採用費及び人件費
POPER(5134)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
POPER(5134)IPOの売上は急激に伸びていますが、利益はまだ赤字ですね。
POPERのIPO評価
POPERはベースフードとの同時上場になります。しかし、手の出しやすい価格で規模(吸収金額3.8億円)も小さいため、資金分散の影響は小さいと思います。
ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約106万株)が多いのは懸念材料です。
また、POPERの業績は赤字ですが、SaaSというテーマ性のある事業を展開していることで関心を集めそうです。
よって、POPERのIPO評価はBが妥当だと考えています。POPER(5134)IPOはVC(ベンチャーキャピタル)のロックアップが解除される公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。
POPER(5134)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
POPER(5134)IPOのBB(ブックビルディング)は、積極的に申し込むつもりです。
主幹事の大和証券はもちろんのこと、SBI証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込む予定です。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
みずほ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社