クオルテック(9165)IPOの仮条件が決まっています。クオルテックIPOはパワー半導体の信頼性評価試験を行っていることで関心を集めています。
ただ、クオルテックは規模が大きいGENDAとの同時上場になるので、資金分散の影響が気掛かりですね。
クオルテックIPOの過去記事
クオルテックIPOのBBスタンスとIPO評価!電子部品の信頼性評価
クオルテックIPOの仮条件
2,400円~2,540円
クオルテックIPOの仮条件は、想定価格の2,540円を上限に下方へ大きく拡げたレンジになっています。
ちなみに、クオルテックIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は35.2億円になります。
クオルテックIPOの初値予想
2,600円 (想定価格比:+60円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:2,640円~3,300円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:2,540円~3,000円)
クオルテックIPOはGENDAとの同時上場で、規模(吸収金額35.2億円)もやや大きいため、需給面に不安があります。
また、クオルテックIPOはVC(ベンチャーキャピタル)が保有株を全て売出しているため、投資ファンドのイグジット(出口)案件として警戒されそうです。
ただ、クオルテックIPOはパワー半導体の信頼性評価試験などを行っているため、半導体関連銘柄として一定の評価を得られるかもしれません。
よって、クオルテックIPOは公開価格を若干上回ったところで初値形成すると予想しています。
クオルテックIPOの幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 岩井コスモ証券 丸三証券 岡三証券 極東証券 マネックス証券 岡三オンライン |
クオルテックIPOの幹事団は主幹事の野村證券をはじめ、SMBC日興証券やSBI証券など、IPOでお馴染みの証券会社が顔を揃えていますね。
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