トライト(9164)IPOの仮条件が決まっています。トライトIPOは規模がかなり大きいため、需給面で警戒されているようです。
トライトIPOは単独上場なのが救いですが、規模が大きいだけに地合いにも左右されそうですね。
トライトIPOの関連記事
トライトIPOのBBスタンスとIPO評価!医療系人材関連IPO
トライトIPOの仮条件
1,100円~1,300円
トライトIPOの仮条件は、想定価格の1,620円を大幅に下回るレンジで設定されています。
ちなみに、トライトIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は745.2億円から598億円にダウンします。
また、海外への販売分を除くと、国内の吸収金額は447.1億円から358.8億円にダウンします。
トライトIPOの初値予想
1,300円 (想定価格比:-320円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:1,720円~1,920円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,300円~1,500円)
↓(上場直前の初値予想)
1,134円 (公開価格比:-66円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,300円)
トライトIPOはとにもかくにも規模(吸収金額598億円)が大きいことが懸念材料です。
また、トライトIPOは公募株ゼロで売出株のみのイグジット(出口)案件というのも気掛かりです。
さらに、トライトIPOは仮条件が大幅に下振れしたことでさらに警戒感が増しそうです。
ただ、医療福祉業界は人手不足なので、人材派遣業は安定した需要が見込め、業績が堅調に推移していることもプラス要素です。
よって、トライトIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想していますが、公開価格を割れる可能性もありそうです。
トライトIPOの幹事団
主幹事証券 | SMBC日興証券 BofA証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 USB証券 |
---|---|
幹事証券 | SBI証券 マネックス証券 楽天証券 auカブコム証券 |
トライトIPOは当選枚数が多いので、主幹事のSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券ならかなり期待できそうです。
ただ、トライトIPOはリスクも高めなので、参加するかどうかは慎重に判断したほうが良いと思います。
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社