楽天銀行(5838)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の4月5日からスタートします。
楽天銀行は楽天グループ(4755)の子会社で、オンライン取引に特化したサービスを提供しているインターネット銀行です。
3月に新規上場したライバル的存在の住信SBIネット銀行の初値は公開価格を上回ったので、楽天銀行も良いスタートを切れるか注目ですね。
楽天銀行(東証プライムIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 楽天銀行 |
コード | 5838(銀行業) |
大和証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | |
幹事証券(委託含む) | 楽天証券 みずほ証券 野村證券 SMBC日興証券 ゴールドマン・サックス証券 マネックス証券 松井証券 CONNECT |
上場日 | 4月21日 |
仮条件決定日 | 4月5日(1,300円~1,400円に決定) |
ブックビルディング期間 | 4月5日から4月11日 |
公開価格決定日 | 4月13日(1,400円に決定) |
申込期間 | 4月14日から4月19日まで |
公募 | 5,555,500株 |
売出し | 53,951,300株 (国内: 海外: |
OA | 4,463,000株 |
吸収金額 | 1,148.3億円 (国内: 海外: |
時価総額 | 3,051.8億円 |
想定価格 | 1,795円 (想定仮条件1630円~1960円の平均価格) →公開価格:1,400円 |
初値価格 | 1,856円 |
楽天銀行IPOの事業内容
楽天銀行はインターネットを活用して利便性の高いサービスやお得なサービスをスピード感をもって提供し、「安心・安全で最も便利な銀行」を実現することを目指して事業を展開しています。
楽天銀行はサービスの利便性や魅力的な金利・手数料設定により多くの支持を得ており、日本のインターネット銀行業界で最大の顧客基盤を有しています。
楽天銀行は生活の中で生じる様々な金融サービスへのニーズを満たすため、銀行サービスをフルラインナップで提供しています。
楽天銀行は、デビットカード、プリペイドカード、楽天ペイなど、ゼロキャッシュ社会に向けて幅広いキャッシュレスペイメント手段を提供しています。
IPOによる手取金の使途
- 運転資金に充当
楽天銀行IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
楽天銀行IPOの業績は堅調に推移していますね。
楽天銀行のIPO評価
楽天銀行は大型(吸収金額1,148.3億円)ですが、約40%は海外へ販売されるため、国内の吸収金額は689億円になります。
また、楽天銀行は知名度抜群なので、かなり注目されると思います。ただ、楽天銀行はIPOで不人気な親子上場(楽天グループの子会社)ということで、やや敬遠されるかもしれません。
さらに、シリコンバレー銀行の破綻から始まった金融不安は完全に収まったとは言えず、規模も大きいため、地合いに大きく左右されそうです。
よって、楽天銀行のIPO評価はDが妥当だと考えています。楽天銀行IPOは公開価格を目途に初値形成すると予想していますが、地合い次第では公開価格を割れる可能性もありそうです。
楽天銀行IPOの初値予想
1,470円 (想定価格比:-325円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:1,960円~2,200円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:1,400円~1,600円)
↓(上場直前の初値予想)
1,600円 (公開価格比:+200円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:1,550円)
楽天銀行IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
楽天銀行IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。
大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB検討中 |
楽天証券 | BB検討中 |
みずほ証券 | BB検討中 |
野村證券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
ゴールドマン・サックス証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB検討中 |
松井証券 | BB検討中 |
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