レナサイエンス(4889)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の9月7日からスタートします。レナサイエンスは、慢性骨髄性白血病や新型コロナウィルス感染症等の医薬品開発などを行っているバイオベンチャーです。
レナサイエンスは、IPOラッシュ中の新規上場になります。ただ、幸いにも単独上場なので、それでも日程には恵まれている方ですね。
レナサイエンス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | レナサイエンス |
コード | 4889(医薬品) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SBI証券 極東証券 東洋証券 いちよし証券 丸三証券 |
上場日 | 9月24日 |
仮条件決定日 | 9月6日(630円~670円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月7日から9月13日 |
公開価格決定日 | 9月14日(670円に決定) |
申込期間 | 9月15日から9月21日まで |
公募 | 2,240,000株 (国内:1,529,300株 海外:710,700株) |
売出し | 711,400株 (国内:485,700株 海外:225,700株) |
OA | 442,700株 |
吸収金額 | 21.4億円 (国内:15.5億円 海外:5.9億円) |
時価総額 | 77.3億円 |
想定価格 | 630円→公開価格:670円 |
初値価格 | 976円 |
レナサイエンスIPOの事業内容
レナサイエンスは、老化関連疾患(がん・糖尿病・呼吸器疾患・循環器疾患)、女性・小児の疾患、新型コロナウイルス感染症など、医学的あるいは社会的にも重要な課題を解決すべく、研究開発や事業に取り組んでいます。
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レナサイエンスは、豊富な研究者(研究機関)・医師(医療機関)とのネットワークを有しているので、一気通貫で基礎研究から医師主導治験まで、多くの診療科さらには複数診療科にわたる開発が可能です。
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また、レナサイエンスは多くのモダリティ(医薬品、医療機器、人工知能(AI)ソリューション等)にわたるシーズをオープンリソースとして外部研究者に提供し研究頂くことで、新たな医療用途を発見し、基礎研究から臨床開発(医師主導治験)までを一気通貫で繋げ、製薬企業等に繋ぐことで医療イノベーション創出に貢献しています。
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レナサイエンスの主要な開発パイプラインの進捗
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IPOによる手取金の使途
- 慢性骨髄性白血病第Ⅲ相試験(臨床開発ステージの高度化)
- 基礎研究投資(ネットワークの拡充)
- AI医療ソリューション(多様なモダリティへの展開)
- 新規モダリティ導入資金(多様なモダリティへの展開)
- RS5614医師主導治験のグローバル展開(ネットワークの拡充)
- 銀行借入の返済
レナサイエンスIPOの業績
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レナサイエンスIPOの業績は、バイオベンチャーだけにやはり赤字ですね。
レナサイエンスのIPO評価
レナサイエンスは単独上場で規模(吸収金額21.4億円)もそれほど大きくなく、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているため、需給面は悪くありません。
また、レナサイエンスは世界的に喫緊の課題である新型コロナウイルス肺炎治療薬の開発を行っていることでも関心を集めそうです。
よって、レナサイエンスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。レナサイエンスIPOは、赤字、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(約303万株)の多さ、地合いなど、気になる点が多々ありますが、今のところそれでも公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
レナサイエンスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
レナサイエンスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に申し込む予定です。主幹事のSMBC日興証券をはじめ、SBI証券や丸三証券などの平幹事もしっかりと申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
極東証券 | 口座なし |
東洋証券 | 口座なし |
いちよし証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
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