Geolocation Technology(4018)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週末の8月27日から開始されます。
Geolocation Technology(ジオロケーションテクノロジー)は、インターネットユーザーの位置情報を活用した、効果的なウェブマーケティングを実現するサービスや不正アクセスを防止するサービスを開発・提供している企業です。
Geolocation Technology(福証Q-Board)のIPO基本情報
銘柄名 | Geolocation Technology |
コード | 4018(情報・通信業) |
主幹事証券 | エイチ・エス証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 西日本シティTT証券 岡三証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 9月13日 |
仮条件決定日 | 8月25日(2,040円~2,240円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月27日から9月2日 |
公開価格決定日 | 9月3日(2,240円に決定) |
申込期間 | 9月6日から9月9日まで |
公募 | 100,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 15,000株 |
吸収金額 | 2.3億円 |
時価総額 | 14.1億円 |
想定価格 | 2,030円→公開価格:2,240円 |
初値価格 | 3,550円 |
Geolocation Technology(4018)IPOの事業内容
Geolocation Technologyは、IPアドレスを活用したデータベース「SURFPOINT」を構築し、その運営及び利用による各種サービスの提供を行うIP Geolocation事業と、IPアドレスの売買の仲介を行うIPアドレス移転事業を展開しています。
IP Geolocation事業では、「どこどこJP」「らくらくログ解析」「IPひろば」など、自社のデータベースである「SURFPOINT」をベースに顧客のサイト閲覧者の属性に合う各種サービスをSaaS又はAPIで提供しています。
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IP Geolocation事業の利用顧客数推移
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IPアドレス移転事業では、法人や各種団体等が保有しているものの使用せずに余っているIPアドレスを、必要とする企業等へ売却仲介を行うサービスを行っています。
Geolocation Technologyの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 金融機関に対する社債の償還資金
- 新商品開発費用
- 「SURFPOINTデータ」拡充・維持のためのデータ購入費
- 今後の研究開発及び新サービス開発並びに既存サービスバージョンアップのための人件費
- 売上増加に伴う売掛金の増加分
Geolocation Technology(4018)IPOの業績
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Geolocation Technologyの業績は、概ね堅調に推移しているようですね。
Geolocation TechnologyのIPO評価
Geolocation Technologyは、2020年12月11日にTOKYO PRO Market(プロ投資家向けマーケット)へ上場しているため、そちらを上場廃止し、福岡証券取引所Q-Boardへ鞍替えしての新規上場になります。
やや流動性が乏しい地方市場(福岡証券取引所Q-Board)への新規上場ですが、規模(吸収金額2.3億円)は比較的小さいため、それでも需給面で人気を集めそうです。
また、Geolocation TechnologyはIPアドレスを活用した独自性のある事業を展開しているため、事業面でも関心を集めると思います。
よって、Geolocation TechnologyのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。Geolocation Technologyは、公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。
Geolocation Technology(4018)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
Geolocation Technology(4018)IPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨む予定です。主幹事のエイチ・エス証券はもとより、SBI証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
エイチ・エス証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
西日本シティTT証券 | 口座なし |
岡三証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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