Retty(7356)IPOのBB(ブックビルディング)が、10月15日からスタートします。Rettyは、実名口コミ数No.1のグルメサイト「Retty」を運営していることで注目されているようです。
Rettyは10月最後のIPOで、今のところその後のIPOも新規承認されていないため、スケジュールにも恵まれていますね。
Retty(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | Retty |
コード | 7356(サービス業) |
主幹事証券 | 大和証券 SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 野村證券 みずほ証券 岩井コスモ証券 いちよし証券 エース証券 |
上場日 | 10月30日 |
仮条件決定日 | 10月13日(1,150円~1,180円に決定) |
ブックビルディング期間 | 10月15日から10月21日まで |
公開価格決定日 | 10月22日(1,180円に決定) |
申込期間 | 10月23日から10月28日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 4,618,600株 |
OA | 722,700株 |
吸収金額 | 63.7億円 |
時価総額 | 124.3億円 |
想定価格 | 1,150円→公開価格:1,180円 |
初値価格 | 1,611円 |
Retty(レッティ)IPOの事業内容
Rettyは、ユーザーの実名に基づく飲食店オススメ口コミ情報及び全国の飲食店情報等を蓄積した実名型グルメプラットフォーム「Retty」を運営しています。
また、Rettyは「Retty」の運営をベースにしながら、「Fun Relationship Management(FRM)」、「広告コンテンツ」の2つのサービスを展開しています。
「Fun Relationship Management(FRM)」は、「Retty」を通じてオンラインでの販促を提供することで、飲食店から毎月定額のサービス利用料収入を得るサブスクリプション型のビジネスモデルになっています。
広告コンテンツでは、「Retty」を活用してタイアップ広告収入、広告掲載収入、送客手数料収入を得ています。
IPOによる手取金の使途
- 事業拡大に向けた人件費及び採用費用
- 有料店舗増加に向けた代理店の体制構築への投資
- 新商品の開発に向けた投資
- 海外事業に向けた投資
Retty(7356)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
Rettyの売上は右肩上がりで伸びており、利益も黒字転換しているので、今後に期待できそうですね。
RettyのIPO評価
Rettyは、マザーズにしては規模(吸収金額63.7億円)が大きく、売出株(200,000株)に対して公募株(4,618,600株)が非常に多い点も気になります。
また、RettyはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株が多いため、VCのイグジット(出口)IPOとして警戒される可能性もあります。
ただ、口コミグルメサイトの「Retty」は知名度が高く、Go To Eatという国策とマッチしたテーマ性でも注目されそうです。
よって、RettyのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。Retty(7356)IPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
Retty(7356)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
Retty(7356)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加する予定です。
共同主幹事の大和証券とSMBC日興証券を中心に、IPOでお馴染みのSBI証券や岩井コスモ証券などにも申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
みずほ証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社