Fast Fitness Japan(7092)IPOのBB(ブックビルディング)が、月末の11月30日から始まります。
Fast Fitness Japanは、24時間営業でマシンジム特化型のフィットネスクラブチェーン「エニタイムフィットネス」を運営している企業です。
ただ、フィットネスクラブ業界は新型コロナウィルスの影響をもろに受けている点が気掛かりですね。
Fast Fitness Japan(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | Fast Fitness Japan |
コード | 7092(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 むさし証券 マネックス証券 岡三証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 12月16日 |
仮条件決定日 | 11月26日(2,000円~2,250円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月30日から12月4日まで |
公開価格決定日 | 12月7日(2,250円に決定) |
申込期間 | 12月8日から12月11日まで |
公募 | 1,600,000株 |
売出し | 200,000株 |
OA | 270,000株 |
吸収金額 | 38.5億円 |
時価総額 | 201.8億円 |
想定価格 | 1,860円→公開価格:2,250円 |
初値価格 | 3,000円 |
Fast Fitness Japan(7092)IPOの事業内容
Fast Fitness Japanは、米国Anytime Fitness,LLCがグローバルに展開するフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の日本におけるマスター・フランチャイジーとして、フィットネスクラブ運営事業を展開しています。
Fast Fitness Japanは、フランチャイズシステム全体の運営を通じ、主にサブ・フラチャイジー(FC)に提供する各種サービス(店舗運営ノウハウ、マーケティング支援、商品・備品等販売)の対価として、ロイヤリティ収入等を得ています。
Fast Fitness Japanの事業モデル
Fast Fitness Japanは、2020年9月30日現在において、全国47都道府県に合計829店舗(FC店680店舗、直営店149店舗)を展開しています。
Fast Fitness Japanは、新型コロナウィルス感染症感染予防のための取り組みに力を入れていて、3密にならないフィットネスクラブを実践しています。
IPOによる手取金の使途
- 連結子会社である株式会社AFJ Projectに対する投融資資金に充当
Fast Fitness Japan(7092)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
Fast Fitness Japan(7092)IPOの業績は順調に伸びていましたが、今期はやはり新型コロナウィルスの影響が大きそうです。ただ、それでもよく踏ん張っている感じですね。
Fast Fitness JapanのIPO評価
Fast Fitness Japanは、前回の2,470円から1,860円に想定価格を引き下げているので、吸収金額も51.1億円から38.5億円へと減少しています。
ただ、Fast Fitness Japanはバルミューダとローランドとの3社同時上場なので、それでも需給面に不安があります。
また、新型コロナウィルスの影響も気になりますが、エニタイムフィットネスは知名度が高く、新型コロナウィルス感染症感染予防にも注力しているため、事業面で一定の評価を得られるかもしれません。
よって、Fast Fitness JapanのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。Fast Fitness Japanは、公開価格を若干上回ったところで初値形成すると予想しています。
しかし、コロナウィルスの感染状況次第では、初値が公開価格を割れる可能性もありそうです。
Fast Fitness Japan(7092)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
Fast Fitness Japan(7092)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加する予定です。
主幹事の野村證券をはじめ、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりですが、コロナの状況次第では見送るかもしれません。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
むさし証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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