タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)のBB(ブックビルディング)が、来週の5月16日から(5月20日まで)スタートします。
タカラレーベン・インフラ投資法人は、東証インフラファンド市場への新規上場第一弾ということで注目されていますが、通常のIPOとは異なるので注意してください。
タカラレーベン・インフラ投資法人(東証インフラIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | タカラレーベン・インフラ投資法人 |
コード | 9281 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | |
上場日 | 6月2日 |
仮条件決定日 | 5月12日(96,000円~100,000円に決定) |
ブックビルディング期間 | 5月16日から5月20日まで |
公募価格決定日 | 5月23日(100,000円に決定) |
公募 | 45,166口 |
売出し | 0口 |
OA | 2,258口 |
吸収金額 | 47.4億円 |
想定価格 | 100,000円 |
初値価格 | 109,900円(公募価格比:+9,900円) |
タカラレーベン・インフラ投資法人(東証インフラIPO)の事業内容
タカラレーベン・インフラ投資法人は、主に太陽光発電設備等の特定資産への投資を通じて、安定的なキャッシュフロー及び収益を維持するとともに、運用資産の規模拡大や収益の向上を目指しています。
また、タカラレーベン・インフラ投資法人はスポンサーであるタカラレーベンによるサポートを活用しつつ、独自のネットワークも組み合わせながら、投資主価値を最大化することを目指しています。
ちなみに、タカラレーベン・インフラ投資法人のポートフォリオは、太陽光発電設備等への投資割合を90%以上とし、それ以外の再生可能エネルギー発電設備等への投資割合を10%以下としています。
(※画像クリックで拡大)
タカラレーベン・インフラ投資法人(東証インフラIPO)のIPO評価
タカラレーベン・インフラ投資法人は、一般的なREIT(リート)IPOと比較して規模(吸収金額47.4億円)が小さく、東証インフラファンド市場の第一弾という点からも、需給面での問題は無さそうです。
ただし、太陽光発電という事業自体はピークを過ぎた感がありますので、東証インフラファンド市場の第一弾という目新しさで、どこまでいけるかといった印象です。
よって、タカラレーベン・インフラ投資法人のIPO評価はCが妥当だと考えています。正直、予想するのは難しいですが、東証インフラファンド市場の第一弾という点から、初値は公募価格を上回る可能性が高そうです。
タカラレーベン・インフラ投資法人(東証インフラIPO)のBB(ブックビルディング)スタンス
タカラレーベン・インフラ投資法人IPOの幹事はみずほ証券のみで、しかもネットからの申し込むは出来ないようです。なので、私は今のところスルーする予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB不参加予定 |
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本日もIPOの新規承認はありませんでした。すっかりIPO閑散期に入ってしまいましたが、この機会に口座を増やして、6月以降のIPOに備えることをオススメします。⇒(IPO証券会社ランキング)