タンゴヤ(7126)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の8月5日から始まります。タンゴヤは、オーダースーツやオーダーシャツ等の専門店の経営および服地販売を行っています。
タンゴヤは、前後のIPOと程よく間隔が空いているので、スケジュールには恵まれていますね。
タンゴヤ(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | タンゴヤ |
コード | 7126(小売業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 野村證券 SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券 |
上場日 | 8月24日 |
仮条件決定日 | 8月3日(1,540円~1,600円に決定) |
ブックビルディング期間 | 8月5日から8月12日 |
公開価格決定日 | 8月13日(1,600円に決定) |
申込期間 | 8月16日から8月19日まで |
公募 | 140,000株 |
売出し | 70,000株 |
OA | 31,500株 |
吸収金額 | 3.8億円 |
時価総額 | 27.5億円 |
想定価格 | 1,570円→公開価格:1,600円 |
初値価格 | 1,703円 |
タンゴヤIPOの事業内容
タンゴヤは、主にメンズやレディスのオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売を行っています。
タンゴヤは、高感度で高品質、且つ低価格から中価格(1着あたり2万4,000円+税~10万円+税未満の価格帯)のお買い得感のあるオーダービジネスウェアを提供するために、「GINZA Global Style」を運営しています。
「GINZA Global Style」の最大の特徴はプライベートフィッティングルームにあり、無料で個室空間を貸切ることができるため、ご家族やご友人、会社の同僚の方々とも気兼ねなくオーダーを楽しむことができます。
また、タンゴヤは「GINZA Global Style」よりもお客様にさらに快適な空間でオーダーメイドのプロセスを楽しんでいただけるよう、店内にウェイティングカフェを併設した「GINZA Global Style COMFORT」も運営しています。
さらに、タンゴヤは自社で採寸データを保有するGSアプリ倶楽部・GS倶楽部会員を対象として、自社スタイリストによるカウンセリングサービスを受けながら、オンラインでオーダー商品を注文できる「GSオンラインオーダーサービス」を提供しています。
タンゴヤは、その他にも40歳代~50歳代をメインターゲットに、クラシックなオーダースーツスタイルをリーズナブルなプライスでお仕立てするオーダーサロン「TANGOYA」を運営しています。
IPOによる手取金の使途
- 事業拡大に向けた新規出店のための販売設備
- 事業拡大に対応するための基幹システムの開発資金
タンゴヤIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
タンゴヤIPOの業績は堅調に推移していますが、やや頭打ちという印象ですね。
タンゴヤのIPO評価
タンゴヤは、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株(28.5万株)が気になりますが、小型(吸収金額3.8億円)なので、それでも需給面で注目されると思います。
しかし、オーダースーツはリモートワークが叫ばれる中で、業績が今後大きく伸びるとは思えず、事業内容自体も地味と言わざるを得ません。
よって、タンゴヤのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。タンゴヤIPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
タンゴヤIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
タンゴヤIPOのBB(ブックビルディング)は、積極的に参加する予定です。主幹事のみずほ証券はもちろんのこと、SMBC日興証券やSBI証券などの平幹事も、しっかりと申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB参加 |
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